『第65回 東京ダービー(SI) 予想』斉藤イサオ
南関東クラシック第2戦の東京ダービーは帝王賞や東京大賞典等と同じ2000mで行われる地方重賞として国内最高賞金額のレースでもあります(1着賞金4200万円)。
予想の中心となるのは羽田盃3着以内馬で過去10年で8回優勝馬が出ております(1着:2回、2着:2回、3着:4回)。また、1番人気が勝率30%、連対率40%、複勝率60%とあまり数字が良くなく信頼度も高くありません。
上記を踏まえて推奨馬は3頭になります。
- 5枠10番ウィンターフェル
前走は勝ち馬のミューチャリーと決め手の差が出てしまい5馬身差の2着でしたが、羽田盃、京浜盃ともに2着と門別から移籍後も好走を続けています。また、ミューチャリーと違い展開に左右されず好位からレースを進める事も出来る同馬であれば距離が延びる今回で初の重賞制覇がダービー勝利の可能性もあると思い同馬を推奨します。 - 6枠12番ミューチャリー
前走の羽田盃はラスト3Fが36.9という素晴らしい末脚を見せてクラシック制覇をしました。昨年の鎌倉記念で見せた好タイムの通り力を出し切ることが出来れば素質は上位と言われているところを見せてくれました。多少展開に左右されてしまう所はありますが、決め手は最上位ですので羽田盃と同様の末脚を見せる事が出来れば2冠馬の誕生になると思いますので同馬を推奨します。 - 3枠5番サクセッサー
羽田盃では8着と敗れましたが、前走の東京湾カップで4馬身差をつけて勝利を収めて門別所属時も含めて重賞初制覇となりました。移籍後も安定して上位を確保し続けてクラウンカップでも2着となっていますので、羽田盃上位組以外で好成績を残している馬は決して多くありませんが、別路線組から推奨するなら同馬とおもい推奨馬の1頭にしました。
他にはダービートライアルを買っているゴールドプリンス、カジノフォンテン、イグナシオドーロ、シビックヴァーゴと多めに押えても人気通りには決まりにくい傾向のある東京ダービーですので相手は多めに見ておきたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は6月12日(水)の第55回関東オークス(JpnII)の予想をお届けします。
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