『八丈島特別2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「八丈島特別」の
穴馬探しをお届けします。

「八丈島特別」は
6月8日(土)に
東京9Rとして行われる
1勝クラス(500万)の
特別戦です。

普段から週末に行われる
平地3重賞の展望を
お届けしている当欄ですが、
平地3重賞が施行されない週は
さらに別レースも取り上げて
展望をお届けしています。

次週末に行われる重賞は
エプソムC、マーメイドSの
2クラのみ。

そこで今週は
土曜東京9R「八丈島特別」の
展望もお伝えします。

さて、先週から「夏競馬」の
番組編成にチェンジされ
2歳新馬戦がスタート。

3歳馬は古馬と一緒のレースに
出走する番組になりました。

ただ今年からは、4歳馬の
「降級」が実施されません。

降級4歳馬が圧倒的に強かった
この時期の500万1勝クラス。

降級の廃止に伴って
今年からは(降級4歳馬の
次に強かった)3歳馬の
台頭がより増えるハズ…と
先週の記事で予測しました。

では、実際は
どうだったでしょうか?

先週の500万1勝クラスの
馬齢別・成績を診てみます。

3歳  勝率11% 複勝率26% 6.3.6.42
4歳上 勝率 5% 複勝率17% 6.9.6.104

予想通り3歳馬が
「優勢」でしたが…。

それよりも、私が
感じたのは次の3点です。

(1)4歳上の古馬も意外に健闘した
(2)3歳馬が思っていたほど
   過剰人気にならなかった
(3)3歳「牝馬」の好走が
   すごく少なかった

(1)
3歳馬と古馬の成績差は
もっと大きくなると
予想していましたが
それほどでも無かった、
という感じです

(2)
降級4歳馬不在のぶん、
3歳馬が集中的に票を
集める3歳過剰人気戦が
大幅に増えると診て
いましたが「近況着順が
優秀な非降級4歳馬」にも
かなり票が流れたりして、
3歳馬の妙味は予想以上に
維持された印象。

実際に先週の1勝クラスで
好走した3歳馬15頭のうち
「1番人気」は僅か5頭。
「4番人気以下」が7頭も
いました。

(3)
これが、先週の最大の
「特徴」かもしれません。
先週の1勝クラスで好走した
3歳馬15頭のうち、牝馬が
たった2頭だったのです。

例年なら斤量面で大きく
恩恵を受ける「3歳牝馬」の
活躍が目立つのが夏競馬の
序盤の条件戦での鉄板傾向。

ところが先週は3歳牝馬が
振るいませんでした。
降級が無くなった新ルールが
何か影響しているのか?
あるいは今季の3歳牝馬の
レベル自体が高くないのか?
3歳牡馬のレベルが高いのか?
はたまた、先週に限った
特異な傾向だったのか?
来週以降、要チェックです。

以上の点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。