『2歳重賞の攻略ポイントを公開』田中洋平
2歳重賞というのはキャリアの少ない1戦1勝馬が多く、
予想が難しい印象ではないでしょうか?
新潟2歳G3
函館2歳G3
小倉2歳G3
ファンタG3
京王杯2G2
東京スポG3
札幌2歳G3
デイリーG2
ラジオNIG3
アルテミG3
ホープフG2
京都2歳G3
2歳限定のG2、G3はこれだけあります。
で、近5年分のデータを調べてみると、
https://compi-a.com/swfu/d/auto-u8YdXC.05.29.png
このように1番人気の成績がメチャクチャ悪いのです。
これはデビュー戦を圧勝した馬が、
前評判だけで異常に人気を集めてしまい、
過剰人気になっているのが原因だと思います。
有名どころを挙げてみると、
●ジャスタウェイ
新馬戦圧勝(0.8秒差) ⇒ 新潟2歳Sを1番人気2着
●モーリス
新馬戦圧勝(0.5秒差) ⇒ 京王杯2歳Sを1番人気6着
●サトノアラジン
新馬戦圧勝(0.6秒差) ⇒ 東京スポーツ杯2歳Sを1番人気5着
●レッツゴードンキ
新馬戦圧勝(0.5秒差) ⇒ 札幌2歳Sを1番人気3着
という感じですね。
まだキャリアが浅い時期なので、
無理をしない馬もいると思いますが、これらの有名な馬でも負けています。
で、過剰に人気を被る1番人気の代わりに、
2~5番人気あたりに妙味が生まれています。
そこだけを抜き出してみると、
勝率16% 連対率25% 複勝率34%
単勝回収率108% 複勝回収率81%
このように単勝回収率が100%を超えます。
で、ここから
「きっと関西馬だけを狙えば、もっと伸びるだろうな!」
と思って所属別に見てみると、
●関東馬(59頭)
勝率17% 連対率32% 複勝率36%
単勝回収率153% 複勝回収率93%
●関西馬(135頭)
勝率16% 連対率22% 複勝率33%
単勝回収率90% 複勝回収率73%
●地方所属(2頭)
勝率0% 連対率50% 複勝率50%
単勝回収率0% 複勝回収率220%
このように頭数は少ないですが、意外に関東馬が善戦。
データの少ない2歳重賞は、
過剰人気を避けて、2~5番人気の関東馬を狙って行きましょう。
投稿者プロフィール
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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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