『第40回サンタアニタトロフィー（ＳIII）　予想』斉藤イサオ

過去10年で1番人気は勝率30%、連対率60%とまずまずの成績を残しており2番人気は勝率こそ10%ですが、連対率40%、複勝率は60%と1～2番人気は信用出来る数字を残していますが上位人気馬のみで決着は少なく下位人気でも馬券圏内に来ますので前走1着で人気を集めていない馬には注意して予想死体レースです。
推奨馬は3頭になります。

2枠4番クリスタルシルバー
2走前の川崎マイラーズは3着で左回りも対応可能と見ていた前走が8着と結果が出ずに終わりました。今回の条件では昨年のマイルグランプリを初めて3歳馬が古馬を破って勝利を収めたのと同じ大井のマイル戦に戻ります。右回りの1400m～1600mこそ同馬の得意な条件でもありますので再度見直したい1頭ですので同馬を推奨します。
1枠1番ロイヤルパンプ
JRAからの移籍初戦こそ8着でしたが、その後の4戦は全て掲示板を確保しています。2走前からはJRA時代に好成績が多くある前に行く競馬も出来るようになっており今回の出走メンバーを見る限りでは最内枠に入ったことも後押しして前走以上に楽に逃げることも可能と思います。枠も展開も有利に働けば上位争い可能と思いますので同馬を推奨します。
8枠16番モンスターキング
前走のサンタアニタトロフィートライアルを勝利してJRA時代も含めてマイル戦では4勝2着1回で連対率は83.3%と高い数字を残しています。また大井では2走前の4着以外は全てのレースで3着以内を確保しており連対率も70%あります。A2クラスの馬ですので格上挑戦になるため人気にはなっておりませんが最軽量の53kgを生かしてレースを進めれば穴を開ける可能性も十分にあるとみて同馬を推奨します。

実績だけを見ればノンコノユメが1番なのは間違いないですが、58.5kgの斤量、マイル戦は内回りコースと不安材料も少なくありません。ただ、全てを克服してあっさり勝つ可能性も十分にありますので押さえにはノンコノユメを含めてアルタイル、バルダッサーレ、コンドルダンスを押さえておきたいです。

今回の予想は以上となります。
次回は8月14日(水)第53回黒潮盃(SⅡ)の予想をお届けします。