『阪急杯の穴馬探しPART1』シベリアン

「阪急杯」の穴馬探しを
 お届けします。

 阪急杯は2月26日(日)に
阪神で行われるG3重賞。
 高松宮記念のステップ戦です。

さっそく、阪急杯の
 ポイントをお伝えしましょう。

 【ポイント1】
 極端な「内枠天国」

→阪急杯最大の「キモ」です。
 阪急杯が「新・阪神コース」の
1400mで行われるようになった
2007年以降、近10年通算の
枠順別成績を診て下さい。

1・2枠 複勝率40% (6.5.5.24)
3・4枠 複勝率18% (1.2.4.33)
5・6枠 複勝率  5% (1.1.0.38)
7・8枠 複勝率12% (3.1.1.37)

 一目瞭然。とにかく阪急杯は
内枠の馬しか来ません。

 何せ10年間で馬券に絡んだ
30頭中、半数以上の16頭が
「1枠 or 2枠」なのです。

 昨年も2枠馬プラヴィッシモが
5番人気で3着に奮戦して
配当妙味を連れてきました。

タイトな内回り戦、かつ
 テンからゴールまで終始一貫して
速いスピードが持続される
「阪神芝1400m」+「重賞」。

ゆえに外枠の馬はなかなか内へ
 もぐり込めず、そのまま外を
回らされる、かなりしんどい
 コーナーワークを強いらます。
しかも当レースは、内々の
芝状態が良い開幕週の施行。

ということで阪急杯では毎年、
これほど極端な内枠有利の
傾向が出ているのでしょう。
 前々へ行くもヨシ、差すに
 しても内枠発進から内目を
捌いてこれるタイプがベター。

なお7・8枠から好走したのは
当舞台専用馬だったサンカルロと
逃げ馬のローレルゲレイロ&
ミッキーアイル。

つまり、それほど極端な
 タイプの馬でないと外枠から
好走するのは難しいとも
言えます。

 【ポイント2】
 極端な「パワー血統馬天国」

→阪神芝1400mはパワーが
 すごく必要なタフな舞台です。

コーナーがタイトな内回り、
かつスタートからゴールまで
全く息が入らない最長距離と
 いわれる1400m。好走する
 ためにはダート的なタフさが
求められます。欲しいのは、
 一にもニにも「パワー」。

まして阪急杯はそんなタフな
 パワーコースにおける最高峰の
重賞ですから、さらにタフさが
必要。JRA屈指のタフな一戦と
 なっています。

それが現れているのが血統面。
 近5年好走馬の「父」を診て
 ください。毎年このように、
 父が鈍重なパワー血統の馬が
多く激走しています。

12年1着馬 アドマイヤコジーン
12年2着馬 クロフネ
12年3着馬 シンボリクリスエス
13年1着馬 キングカメハメハ
13年2着馬 アドマイヤコジーン
13年3着馬 ダイワメジャー
14年1着馬 ダイワメジャー
14年2着馬 シンボリクリスエス
14年3着馬 ディープインパクト
15年1着馬 ダイワメジャー
15年2着馬 ディープインパクト
15年3着馬 ウォーエンブレム
16年1着馬 ディープインパクト
16年2着馬 ゼンノロブロイ
16年3着馬 ファストネットロック

昨年も勝ったのは1番人気の
 ディープ産駒でしたが、
4・5番人気で2・3着に入って
配当妙味を連れてきたのは
父がパワー血統の馬でした。

 他にもダイワメジャーや
 アドマイヤコジーン、
シンボリクリスエスらの
名が目立つように、とにかく
 パワーが血統のキーワードに
 なっている感。スピードよりも、
スタミナよりも、パワーが
強調された血統の馬を狙いたい
一戦です。

 【ポイント3】
6歳馬が大不振

→近10年の当レースの
馬齢別・成績を診て下さい。

4歳  複勝率32% (2.3.7.22)
5歳  複勝率27% (7.3.2.33)
6歳  複勝率10% (1.2.1.37)
7歳上 複勝率  5% (1.1.0.40)

 「7歳以上の高齢馬の成績が
良くない」レースは多いですが
 この阪急杯は、さらに極端。
7歳以上の馬はモチロンのこと、
6歳馬も大不振です。

 阪急杯は前述したように
「タフさ」が存分に必要な
馬力レースですから若い馬の
 パワーが勝るケースが多く
6歳馬でも苦しい、という
 ことなのでしょう。

 【ポイント4】
 前走「オープン特別」出走の
馬が大不振

→タイトルどおり。近10年の
出走全馬の「前走別」の
成績を診てください。

 重賞     複勝率24% (11.9.8.89)
オープン特別 複勝率  3% (0.0.1.31)
 準オープン  複勝率  8% (0.0.1.12)

 説明は不要でしょう。
とにかく「オープン特別」を
前走で使ってきた馬がダメ。
 極端なアベレージ差です。

 阪急杯は、春のG1を目指す
実力上位馬が数多く出走する
 レース。しかも高松宮記念を
目指す馬は(高松宮記念の
時期が近いため)阪急杯にも
 ソコソコ体がデキた状態で
出走してきますから、前走で
非重賞レースを使ってきた
格下の馬では「通じづらい」
 面があるのかもしれません。

 今年も、オープン特別を
前走で使ってきた馬が何頭か
出走してくる予定ですが
私は推奨馬とするつもりは
 ありません。

 以上4点を鑑みた上で、
 今年の推奨馬を
会員様にお伝えします。

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ザ・シークレット・ホース

この記事の『穴馬結論編』はザ・シークレット・ホースでご覧になれます。推奨する馬名だけを配信する無根拠情報ではなく『なぜその馬がこのレースで激走するのか?』を圧倒的な情報量で理論的にお伝えするサービス。重賞やメインレース中心の情報提供のため、重賞だけにしか参加しないライトファンから、血統やコース適正、ローテーション等をしっかり勉強したいディープなファンまで、納得していただけるコンテンツです。