『第32回 かしわ記念(JpnI) 予想』斉藤イサオ

過去10年で1番人気は1勝、2着3回、3着4回と複勝率こそ80%ですが勝率、連対率は高くありません。最も勝率が高いのは2番人気で6勝の成績を残しています。1着となっているのは4番人気までで人気上位馬となっていて下位人気では5番人気馬が2着3回、3着2回と1着こそありませんが馬券には絡んできます。所属別ではJRA所属馬が9勝で優勢です。今年は7頭立てで地方馬は1頭のみ出走ですのでJRA所属馬中心の予想です。
推奨馬は3頭です。

 

  • 5枠5番モズアスコット
    今年に入りダート路線に変更して臨んだ緒戦の根岸Sはダートの短距離路線でトップの実績を持っているコパノキッキングを下して勝利、2走前のフェブラリーSも直線鋭く伸びて勝利と強い内容でダートのG1馬となりました。前走の高松宮記念は後方から見せ場なく13着ですがダートでは連勝と強い勝ち方を見せています。初の地方、経験の少ないコースを1周する競馬にはなりますが上位争いできる1頭として同馬を推奨します。
  • 3枠3番アルクトス
    前走のフェブラリーSは昨年の10月以来のレースでしたがスタートも良く前に行きましたがワイドファラオと競り合う形になってペースが上がってしまい前に行った馬には厳しい展開で9着の結果でした。昨年は3連勝で重賞勝ち、盛岡の南部杯では2着とマイル前後の距離でしたらG1で上位に来る馬とも戦える力があることを見せています。叩いた上積みも見込めると思いますし巻き返してくる能力を持っている馬と思い同馬を推奨します。
  • 4枠4番ケイティブレイブ
    手術明けの緒戦だった昨年の浦和記念勝利後の2戦は掲示板外と結果が出ないレースが続いていましたが前走のフェブラリーSでは展開が向いた面もありますが中団から差す競馬で最低人気でしたが長岡騎手の好騎乗もあり2着の好走でした。今回も引き続き長岡騎手でレースが出来るのはプラスと思います。距離に関しては長い距離が合う馬ですが船橋のコースは相性の良いコースですのここでも面白い存在と思い同馬を推奨します。

1年以上間隔が空いての出走ですが以前と同じ走りが出来ればあっさり勝ってもおかしくないルヴァンスレーヴを相手の候補に挙げたいです。

 

今回の予想は以上となります。
次回は5月6日(水)第34回東京湾カップ(SII)の予想をお届けします。

投稿者プロフィール

斉藤イサオ
斉藤イサオ
常識にとらわれない南関コンピ職人
南関コンピをベースに、過去のレース傾向、騎手の成績、持ち時計などのファクターを駆使して予想を組み立てる職人。馬券は本命重視で、過去データの扱いに長けている。

データ競馬:TARGET frontier JV


・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
・特定の2頭の直接対戦の結果・経歴を調べたい
・予想するレースが行われるコースにおける、騎手・調教師・種牡馬の傾向を調べたい
・出走馬の前走レベルを簡単に比較する

などなど。

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