『第43回 帝王賞(JpnI) 予想』斉藤イサオ
過去10年で最も勝利しているのは3番人気の3勝、次いで1番人気、2番人気、5番人気が2勝で続いています。1番人気は勝率こそ低いですが連対率では70%と信頼出来る数字を残しています。所属別ではJRA所属馬が9勝、地方馬が船橋の1勝と2、3着を見てもJRA所属馬が優勢です。昨年は平安S組が上位に来ましたがかしわ記念やダイオライト記念のDG競争、ドバイからの海外遠征組も好走しています。
推奨馬は3頭です。
- 5枠8番クリソベリル
前走は初の海外遠征だったサウジCでしたがスタートも決して良くなく道中も外を追走とロスも多く7着と初黒星となってしまいました。国内でのレースに限れば無敗、昨年は日本テレビ盃、チャンピオンズカップと古馬を相手に勝利を収めていてダート路線ではトップの能力を持っています。好メンバーが集まりましたがそれでも勝ち負け出来る1頭と思い同馬を推奨します。 - 4枠6番チュウワウィザード
前走の川崎記念は好位でレースを進めて4コーナーで先頭に立って抜け出して6馬身差をつける完勝と言っていい内容のレースでした。2走前のチャンピオンズカップで4着となり複勝率100%こそ途切れましたが高い安定感を持っていて昨年も2着と好走している舞台でのレースですので上位争い出来る1頭と思い同馬を推奨します。 - 7枠11番オメガパフューム
前走は平安Sと昨年と同じローテーションで始動でしたが59kgを背負って昨年は3着、今年は1着と思い斤量を背負って勝利と緒戦を好スタートで切れました。3歳時から大井の2000mでは連対を外した事がない得意としているコースで最後は確実に追い込んでくる末脚が魅力です。過去に連覇を達成した馬はいませんが最後の直線でまとめて差し切りも可能と思い同馬を推奨します。
フェブラリーS 、かしわ記念と続けて2着に来ているケイティブレイブ、地方馬では前走は鼻出血で競走中止したヒカリオーソ、ドバイでレースこそしていませんが昨年の東京大賞典3着のモジアナフレイバーを相手の候補に挙げたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は7月8日(水)第22回ジャパンダートダービー(JpnI)の予想をお届けします。
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