『小倉記念2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「小倉記念」の
穴馬探しをお届けします。

東京五輪2020が
予定されていた関係で
今夏は8月16日からの
4週開催として行われる
「夏の小倉」。

今年の小倉記念は、
開幕週の8月16日(日)に
行われます。

さっそく、小倉記念の
ポイントをお伝えします。

なお、
7年前はラブリーデイを
推奨馬としてお伝えしました。
(2着/5番人気)

6年前はサトノノブレスを
推奨馬としてお伝えしました。
(1着/3番人気)

6年前はクランモンタナを
推奨馬としてお伝えしました。
(4着/8番人気)

4年前もクランモンタナを
推奨馬としてお伝えしました。
(1着/11番人気)

3年前はフェルメッツァを
推奨馬としてお伝えしました。
(3着/6番人気)

一昨年は
マウントゴールドを
推奨馬としてお伝えしました。
(3着/5番人気)

昨年は
クリノヤマトノオーを
推奨馬としてお伝えしました。
(5着/8番人気)

5年前は4着、
昨年は5着でしたが
上記のように小倉記念は
ここ7年続けて、会員様に
お伝えしてきた推奨馬が
好走しているレースです。
7頭すべて「掲示板」。

つまり、毎年の当欄で
記している当レースの
分析プロセスが「ほぼ
合っている」ことに
なりますので
今年もあえて引き続き、
これまで使用してきた
項目をそのまま用いる
ようにします。

 

 

 

【ポイント1】
小倉記念=
グレイソヴリン記念

→血統ファンには
すっかりお馴染みの
セオリーですが、
このセオリーを満たす
馬をいつも推奨指名し、
毎年好走しているので
バカにできません。
今年も最初に記します。

小倉記念=組成内に
グレイソヴリンを持つ
馬がよく走るレースです。

論より証拠。
下記を診てください。
2006年以降の当レースで
馬券圏に好走した全42頭の
グレイソヴリン保有状況です。

 

06年1着馬 ◆
06年2着馬
06年3着馬
07年1着馬 ◆
07年2着馬 ◆
07年3着馬
08年1着馬
08年2着馬
08年3着馬 ●
09年1着馬 ●
09年2着馬
09年3着馬
10年1着馬 ◇
10年2着馬 ◆
10年3着馬
11年1着馬
11年2着馬 ●
11年3着馬 ●
12年1着馬
12年2着馬
12年3着馬
13年1着馬 ◇
13年2着馬 ○
13年3着馬
14年1着馬 ●
14年2着馬
14年3着馬 ◇
15年1着馬
15年2着馬
15年3着馬
16年1着馬 ●
16年2着馬
16年3着馬
17年1着馬
17年2着馬
17年3着馬 ●
18年1着馬
18年2着馬 ◇
18年3着馬
19年1着馬 ◇
19年2着馬
19年3着馬 ◆

 

◆=父が、●=母父が、
◇=父母父が、○=母母父が
グレイソヴリン系の馬です。

このように上記42頭中、
18頭が「該当」ですが
たとえば一昨年などは
グレイソヴリン持ちの馬の
出走が1頭だけ。もともと
グレイソヴリン持ちの馬の
出走数が少ないですので
この好走数「18」は
かなり注目に値します。

しかも好走18頭の中に
1番人気の馬は1頭だけ。
(昨年の勝ち馬)
逆に2ケタ人気馬は4頭も
います。

つまり、穴馬が当レースで
人気馬と互角に走るためにも
グレイソブリンが要注目の
血となっているワケです。

小倉記念=淀みないタフな
流れになりやすいため、
好走するにはパワーと
スタミナがしっかり必要。
息の長い脚も要ります。

しかも芝の状態は良好。
終始、速いスピードが
出ます。ましてや酷暑の
夏の小倉。各馬の動きだしも
早め。ということで馬には
「キツい」要素が満載の
タフなレース。

そんな消耗戦の時こそ、
グレイソヴリン持ちの馬に
よく出番が回ってくる事は
当欄で再三記してきました。
スタミナ&パワーを存分に
備え、息の長い脚を使える
仔を数多く出し、タフな
レース条件での台頭が多い
グレイソヴリンの血が、
小倉記念では大いに活きる
ワケです。

今年もグレイソヴリン持ちの
馬を狙いたいと思います。

 

 

【ポイント2】
「距離延長」馬が
大苦戦

→前走で、今回よりも
短い距離を使っていた馬が
大苦戦しているのも、この
レースの特徴です。

近10年の、前走距離別の
アベレージを診てください。
極端な差が発生しています。

 

前走1900m以下 複勝率 9% 0.2.2.37
前走2000m   複勝率25% 9.6.6.64
前走2200m以上 複勝率31% 1.2.2.11

 

小倉記念=タフな素養が
求められるレースのため、
前走で2000mより短い
距離を使っていたような
「スタミナ面にそもそも
不安を抱える馬」では
耐久性で見劣ってしまうち
いうことなのでしょうか。

前走2000m組は安定。
サマー2000シリーズの
転戦馬が多いですから
シリーズに賭ける本気度が
そのまま、この安定した
成績に繋がっている面は
あるでしょう。

ともあれ、2000mより
短い距離を使っていた馬が
これほどダメですので
コレは決して「偶然」の
事象ではないということ。
要注目データです。

 

 

【ポイント3】
逃げると苦しいレース

 

→近10年の当レースで
逃げ馬は(0.0.2.8)。
小回りだから逃げ馬が
有利…ではありません。
早めに動き出すタフな
レース。逃げは至難で
実際に近年は逃げた馬が
連に残れていません。

 

 

【ポイント4】
4歳vs5歳

 

→酷暑下のレースで
体力勝負の面が大きい
せいか、若い4・5歳の
馬の活躍が目立ちます。
近10年の馬齢別成績は
下記のとおりです。

 

3歳  複勝率100% 0.2.0.0
4歳  複勝率30% 4.3.0.16
5歳  複勝率30% 4.4.5.30
6歳  複勝率14% 0.1.4.32
7歳上 複勝率 8% 2.0.1.35

 

 

 

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。