『G1で10着以下に大敗した馬の取り扱い説明書』田中洋平

 

2020年のエリザベス女王杯は、ラッキーライラックが連覇を達成!

 

今回の鞍上はラッキーライラックのライバル、

アーモンドアイの主戦であるルメール騎手というのが、

微妙というか何とも言えない印象を受けました。

 

というか、ここ最近は、

毎週ルメール騎手の勝利騎手インタビューを見ている気がするぞ!

 

と思って調べてみました。

 

11/1 天皇賞・秋 アーモンドアイ

11/7 京王杯2歳S モントライゼ

11/8 アルゼンチン共和国杯 オーソリティ

11/14 なし

11/15 エリザベス女王杯 ラッキーライラック

 

土曜日の武蔵野Sをタイムフライヤーで制していれば、

5日連続で重賞制覇したが、5着とダメでしたね。

 

まーでも11月はルメール祭りですね。

 

次のG1マイルチャンピオンシップは、

安田記念でアーモンドアイを負かしたグランアレグリアに騎乗。

 

今年のスプリンターズSもルメールが騎乗して1番人気で優勝と、

現時点でのスプリント~マイル路線では最強の馬ですからね。

 

そして11月最終週はジャパンカップで、最強牝馬アーモンドアイに騎乗。

 

無敗の三冠牡馬コントレイルと、

無敗の三冠牝馬デアリングタクトと激突する超注目のレースです。

 

あまりにも豪華なメンバーなので、今から楽しみ過ぎです。

 

さて、G1で華々しく活躍するトップホースもいれば、

大敗してスポットライトを浴びない馬もいる。

 

勝負の世界なので仕方がないことですが、

G1で10着以下に大敗した馬、これの次走はどう扱いますか?

 

今回のエリザベス女王杯であれば、この馬たちです。

 

10着 ミスニューヨーク

11着 サトノガーネット

12着 リュヌルージュ

13着 ウラヌスチャーム

14着 ウインマイティー

15着 ロサグラウカ

16着 ノームコア

17着 エスポワール

18着 カーロバンビーナ

 

例えば予想外の逃げる競馬で16着に沈んだノームコアなんかは、

次走でG1レースに出走しても、まだ雑な扱いはできない。

 

なぜならエリザベス女王杯では、

本来の能力を発揮していない可能性があるからですよね。

 

でも重賞実績のほどんどないロサグラウカやカーロバンビーナは、

次走もG1レースに出走した場合、能力の底が割れているのでスルーで良いでしょう。

 

ではこのロサグラウカやカーロバンビーナが、

オープンクラスに出てきた場合はどうなのか?

 

過去の実績をみるとオープンレベルでも厳しそうなので、

とりあえず様子見が正解という感じでしょうか。

 

悩ましいのは過去に重賞実績のある馬で、

13着のウラヌスチャームは、中山牝馬S(G3)で2着あり。

 

17着のエスポワールはターコイズS(G3)で2着、

中山牝馬S(G3)で3着の実績があります。

 

これらがG1で大敗した後に、オープンクラスに出走してきたら、

どう扱えば良いのか?

 

非常に悩ましいですね。

 

ということで、

G1大敗馬の取扱い説明書を公開したいと思います。

 

まずG1で10着以下に敗れた馬が、次走でG1とG2に出走した場合。

 

◆G1

勝率2% 連対率7% 複勝率10%

単勝回収率15% 複勝回収率32%

 

◆G2

勝率6% 連対率10% 複勝率18%

単勝回収率45% 複勝回収率55%

 

回収率を見てもらえば分かりますが、終わっています。

 

前走G1で大敗していても、

今回1~5番人気に推されているようであれば、念のため買っておきましょう。

 

前走大敗の理由が大外枠だったり、大きな不利があったりと、

本来は能力があるのに発揮できなかったノームコアのような馬が、

ここには含まれているからですね。

 

それ以外は、完全にスルーで良いでしょう。

 

問題はG3以下のレースに出走してきた場合で、

G1で10~18着レベルの馬は、G3なら上位に食い込める能力の持ち主。

 

さあ、どう扱うか?

 

その答えは、G1での着差に注目してください。

 

着順が10着以下だったとしても、

着差が0.9秒差以内であればG3以下で通用します。

 

勝率14% 連対率22% 複勝率33%

単勝回収率145% 複勝回収率111%

 

このようにプラス回収になります。

 

着順の字面は悪いけど、思ったより負けていないパターンですね。

 

この馬がG3、リステッド、オープン、条件戦に出てきた場合は要チェックです。

 

次にG1での着差が1~1.9秒だった馬の場合。

 

この馬はG3レベルでは通用しないので、リステッド以下で狙ってください。

 

勝率18% 連対率26% 複勝率41%

単勝回収率92% 複勝回収率92%

 

一発でプラス回収にはならないですが、

高水準なのでチョイ足しでプラス回収にもって行けるでしょう。

 

リステッド、オープン、条件戦に出てきた場合は要チェックとなります。

 

あとG1での着差が2秒以上で負けている馬は、

傾向がまちまちなので、狙って獲れないタイプに分類されます。

 

とりあえずスルーで良いでしょう。

 

素人にありがちなのが、全部のレースを当てに行くスタイル。

 

これで勝つのは厳しい。

 

相手は言葉をしゃべれない馬ですからね。

 

狙って獲れないパターンまで獲ろうとすると、

予想スタイルがブレブレになって、フォームが崩れます。

 

獲れるレースだけを、狙って獲るように心がけましょう。

 

参考になれば幸いです。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

稼ぎに直結する日刊コンピの法則:無料メルマガ登録