『八甲田山特別2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「八甲田山特別」の
穴馬探しをお届けします。

八甲田山特別は、
7月31日(土)に
函館芝2600mで行われる
1勝クラスの特別です。

今週末に行われる重賞は
クイーンSのみ。

そこで、今回は
八甲田山特別の展望も
お届けしてまいります。

さて、このレースは
函館「芝2600m」で
行われます。

根幹距離ではない、
ローカルならではの
半端な距離設定。
特徴も掴みづらい
舞台ですが…。

そこで今回は、今開催の
函館芝2600m戦で
発生している傾向を
幾つかご紹介する事に
します。

この八甲田山特別に
限らず、すべての
函館芝2600m戦で
ご参考にして頂ければと
思います。

 

 

【ポイント1】
前走も2600mを
使ってきた馬が苦戦

→今開催の全ての
函館芝2600m戦での
「前走距離」別の
成績を診てください。

 

芝1900m下     複勝率 0% 0.0.0.3
芝2000m~2200m  複勝率41% 2.2.3.10
芝2400m~2600m  複勝率 6% 0.1.0.15
ダート     複勝率13% 1.0.0.7

 

このように、前走で
2400m~2600mを
使ってきた馬が
合計(0.1.0.15)と
大苦戦しています。

芝2600m戦なのに、
同様の長めの距離を
使ってきた馬が振るわず、
逆に2000mや2200mの
いわゆる「中距離」を
使ってきた馬のほうが
好アベレージなのです。

それほど、今の函館の
芝2600m=距離分の
スタミナが不要とも
いえますし、むしろ
レースレベルじたいが
高い中距離のレースを
走ってきた馬のスキルの
ほうが活きやすいという
ことかもしれません。

ともあれ、前走で
2000mや2200mを
使っていたから、今回は
距離がちょっとどうか…
と不安を抱く必要はない
今の状況とは言えます。

 

 

【ポイント2】
前走で
前へ行っていた馬が
苦戦気味

→今開催の全ての
函館芝2600m戦での
「前走4角位置」別の
成績を診てください。

 

前走4角1~3番手  複勝率18% 1.1.0.9
前走4角4~6番手  複勝率33% 1.1.1.6
前走4角7~9番手  複勝率21% 1.1.1.11
前走4角10番手以降 複勝率13% 0.0.1.7

 

このように、前走で
「前々」=1~3番手へ
行った馬の成績が意外に
低調です。

このテの調査をすると
「前走4角1~3番手」の
馬の成績が良いのが
普通の現象ですが、今の
函館2600mではそんな
馬の先行力が活きづらい、
というコトでしょう。

 

 

【ポイント3】
馬ナリ調教馬に注目?

→今開催の全ての
函館芝2600m戦での
「最終調教の強さ」別の
成績を診てください。

 

馬ナリ 複勝率21% 3.1.2.22
強め  複勝率 0% 0.0.0.7
一杯  複勝率33% 0.2.1.6

 

複勝率で診ると
「一杯」組が好成績ですが
注目は「馬ナリ」調教馬。

3勝すべて馬ナリ調教の
馬ですし、馬券圏好走の
6頭中1・2番人気馬が
1頭しかいないのです。

最終調教を馬ナリで
済ませてきたほど
すでに仕上がっている
状態の馬の妙味提供に
要注目といえるでしょう。

 

 

 

以上3点も鑑みたうえで
推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。