『北九州記念2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「北九州記念」の
穴馬探しをお届けします。

北九州記念は
8月22日(日)に
小倉芝1200mで
行われる短距離重賞です。

さっそく
北九州記念の
ポイントをお伝えします。

 

 

【ポイント1】
前走CBC賞組が不振

→近10年の出走全馬の
「前走別成績」を診て
ください。

 

アイビスSD 複勝率21% 3.3.3.34
バーデンC  複勝率17% 2.0.2.19
CBC賞   複勝率14% 2.0.3.31
3勝クラス  複勝率25% 1.3.1.15
2勝クラス  複勝率50% 1.1.0.2 

 

アイビスSDを前走で
使ってきた、いわゆる
「前走で新潟千直の
激流の流れで走って
目を覚ましてきた馬」の
成績がなかなか良好。
但し、今年は該当馬の
出走がありません。

前走で条件クラスを
使っていた格下馬の
アベレージも好調。
夏競馬のG3戦らしく
「格より調子」を
分りやすく現している
データと言えます。

逆に、成績不振なのは
「前走CBC賞組」です。
ただ今年は例年と違い
CBC賞が小倉での施行。
今回と全く同じ舞台で
行われました。この点が
どう結果に現れますか?

 

 

【ポイント2】
今の馬場は
大型馬苦戦馬場?

→先週に再開した小倉。
下記を診てください。

 

479キロ以下 複勝率23% 6.4.6.54
480キロ以上 複勝率13% 0.2.0.13

 

これは、
先週土日の小倉の
芝1200m戦に出走した
全馬の「体重別・成績」。

このように大型馬が
かなり苦戦しました。

普段はこんな傾向は
あまり現れません。
むしろ大型馬がよく
走る小倉芝1200m。
昨年1年間の通算でも
480キロ以上の馬は
複勝率25%でした。
(24.20.19.194) 

しかし、今の馬場は
大型馬優位の要馬力の
馬場ではない、という
ことなのでしょう。

雨で普段より重かった
先週土日でこの傾向ゆえ
「尚更」とも言えます。
注目します。

 

 

【ポイント3】
「内枠」馬が苦戦中

→近10年の枠別成績は
下記のとおりです。
包まれやすい内枠の
アベレージだけが低調。

どうしても小回り=
内有利と考えますが
多頭数スピード戦では
内もごちゃつきがち。
その「典型」のような
当レースにおいては
ますます内有利ではない、
というコトなのです。

1・2枠 複勝率 8% 3.0.0.34
3・4枠 複勝率26% 2.6.2.29
5・6枠 複勝率23% 2.3.4.31
7・8枠 複勝率15% 3.1.4.44

 

 

【ポイント4】
「逃げた馬」も
大苦戦中

→近10年の逃げた馬は
下記の通り(0.1.0.9)。
タフな流れになるため、
逃げるとなかなか厳しく
なってしまいます。

昨年は、逃げた
モズスーパーフレアが
残りましたが1番人気。
モズスーパーフレアでも
逃げ粘れなかった、と
言った方がいいでしょう。

 

11年 テイエムオオタカ  4着
12年 エーシンダックマン 15着
13年 アイラブリリ    8着
14年 アンバルブライベン 4着  
15年 ニザエモン     18着
16年 ラヴァーズポイント 11着
17年 アクティブミノル  7着
18年 ナインテイルズ   15着
19年 イエローマリンバ  10着
20年 モズスーパーフレア 2着

 

 

【ポイント5】
牝馬の激走に注意

→一昨年が牝馬の
ワンツースリー、
昨年も牝馬の2・3着。
近10年の牡牝別成績も
下記のように牝馬が
優勢です。

 

牝馬 複勝率24% 5.6.7.58
牡馬 複勝率13% 5.4.3.80

 

「夏に強い牝馬」
「短距離に強い牝馬」は
共に競馬の鉄則ですが
その2つが揃う一戦ゆえ
牝馬が好アベレージなのは
必然なのかもしれません。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。