『エリザベス女王杯2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「エリザベス女王杯」の
穴馬探しをお届けします。

エリザベス女王杯は
11月14日(日)に
今年も阪神で行われる
牝馬限定のG1です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

 

 

【ポイント1】
ディープに注目?

→今年の舞台は阪神の
芝内回り2200mですが
以前に何度か、阪神の
内回りの2000m~
2200mの重賞では、
ディープ産駒の牝馬が
よく走るコトについて
触れました。

論より証拠。
昨年秋から今年秋の
阪神内回り2000m~
2200mの「G1・G2」
重賞における牡牝別、
ディープ産駒の成績を
診てください。

 

ディープ産駒の牝馬 複勝率40% 3.1.2.9
ディープ産駒の牡馬 複勝率13% 0.0.1.7
————————-
母父ディープの牝馬 複勝率33% 0.0.1.2
母父ディープの牡馬 複勝率 0% 0.0.0.3

 

このように阪神内回りの
2000m~2200mの
「G1・G2」重賞で
好調なのは
ディープ産駒の牝馬。

牡馬はダメですが、
牝馬はよく走ります。

京都記念、大阪杯で
ディープ牝馬が牡馬を
撃破V。先日の秋華賞も
ディープ産駒が勝利。

実は当傾向は、直近に
限ったハナシでは
ありません。近年は
ディープ牝馬が当条件で
安定して走っています。

阪神の内回りと聞くと
ディープが不適な印象も
持ってしまいますが
瞬時のキレと総合的な
体力の両方が求められる
タフな当舞台での重賞では
ディープ牝馬が備えている
その両資質が活きやすい、
という事かもしれません。

 

 

【ポイント2】
基本的には「古馬で
穴を狙いたい」レース

→これは開催場に
関係の無い話で、
かつ当レースでは
大切な話ですので
あえて今年も記します。

いつも、当レースの
前になると各メディアで
「3歳馬 vs 古馬」
「今年はどっちが強い?」
と報じられます。

3歳牝馬のトップと
古馬牝馬のトップが
初めて交わるG1ゆえ
世代間のレベル比較が
難しく、毎年その点が
話題となるワケです。

まず、近10年の
馬齢別の成績から
診てください。

 

3歳  複勝率20% 2.4.2.32  
4歳  複勝率26% 6.3.7.45  
5歳  複勝率 9% 2.2.1.49  
6歳上 複勝率 5% 0.1.0.18   

 

このように数字上は
3歳・4歳ほぼ互角。
僅かに4歳がリードして
いる程度です。

しかし…
3歳馬、古馬のどちらが
穴を多く出しているか?

その視点で診ると、
話は大きく変わります。

近10年の当レースで
馬券圏内に好走した
3歳馬8頭、古馬22頭、
それぞれの人気順の
内訳を診てください。

 

★「3歳馬」の馬券圏好走馬(8頭)
  1・2番人気 5頭    
  3・4番人気 1頭
  5番人気以下 2頭

★「古馬」の馬券圏好走馬(22頭)
  1・2番人気 6頭
  3・4番人気 6頭
  5番人気以下 10頭

 

一目瞭然でしょう。
このように、3歳馬で
馬券圏に好走した馬の
大半が「上位人気」。

5番人気以下で好走した
3歳馬はたった2頭です。

しかし古馬は逆。
「5番人気以下」の
穴馬の好走が凄く多い。
5番人気以下で快走した
馬が10頭もいます。

つまり…
「エリザベス女王杯で
妙味を連れてくるのは
大半が古馬」なのです。

エリザベス女王杯に
出てくる3歳馬=直前の
クラシックでの好走馬が
多いため、どうしても
過剰人気になりがち。

逆に古馬は、直前の
前哨戦を叩き台モードで
平気で負けてくる事も
多いですし、もともと
古馬牝馬にはマンネリ感も
漂いますから、ファンも
マスコミも3歳馬のほうに
目を奪われがち。3歳馬の
馬券は売れ、古馬には
逆に妙味が出ます。

しかし、
エリザベス女王杯の
3歳馬=その人気ほど
走れていないというコト。

逆に古馬牝馬は、
人気が低いワリに
走っているワケです。

エリザベス女王杯は
3歳・古馬のどちらが
強いレースなのか?を
論じるよりも、むしろ
どちらが買い得?の
観点から「古馬に注目」と
診たいレースなのです。

 

 

【ポイント3】
「府中牝馬S」経由馬が
近年大躍進中

→上記【ポイント2】と
関連する話ですが、
府中牝馬Sを前走で
使ってきた古馬が
近年好調です。

近10年の通算では
(4.5.4.47)複勝率22%と
普通の成績に映りますが
直近5年に限って診ると
10頭の連対馬のうち、
何と8頭が府中牝馬Sの
経由馬なのです。

しかも、8頭の人気順が
3・12・9・3・9・3・
7・5と妙味たっぷり。

穴党ファンの方は、特に
このステップを踏んできた
古馬に要注目でしょう。

 

 

【ポイント4】
前走の「すごく速い上がり」は
不要?

→昨年秋から今年秋の
阪神内回り2000m~
2200mの「G1・G2」
重賞における、前走の
(出走馬中での)
上がり時計順位別の
成績を診てください。

 

前走の上がり時計の
出走馬中順位が…
 1位    勝率 0% 複勝率31% 0.1.3.9
 2位    勝率 0% 複勝率29% 0.2.0.5
 3~5位  勝率12% 複勝率24% 2.1.1.13
 6~9位  勝率12% 複勝率18% 2.1.0.14
 10位以下 勝率 0% 複勝率 7% 0.0.1.14

 

このように複勝率では
「前走1位、2位」が
優秀ですがともに
勝ちクラがありません。

勝ちきっているのは
前走で上がり3位以下の、
「すごく速い上がり脚を
使ってはいなかった馬」
なのです。

昨年の女王杯の
ラッキーライラックや
今春の大阪杯の
レイパパレがそうでした。

「速い上がり」一本では
なかなか勝ち切れない
阪神芝2200mの特徴が
よく現れていますが…。

じつは、一昨年まで
京都で行われた時期を
含めた昨年まで10年間の
エリザベス女王杯の
データで診ても、前走で
上がり時計1位だった馬は
(0.1.4.26)複勝率16%、
未勝利と全くの不振。

つまり、コース適性・
レース適性の両面から
「前走ですごく速い
上がり脚を繰り出して
きた馬」の信用性が
さほど高くない一戦、
と言えるワケです。

 

 

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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