『テクニカル6各パターンの傾向』田中洋平
ここではテクニカル6のパターン別の傾向を紹介しています。
テクニカル6のについては、下記ページをご覧ください。
パターン6=指数の和が223以上
コンピ1位の勝率が約39%、コンピ2位の勝率が約25%と抜群の成績。
コンピ指数1~3位の3頭の勝率を合算すると約80%にもなり、堅い決着が多い。
さらにこのパターンのレースで、
コンピ1~3位の馬連ボックス3点を購入すると、
2回に1回はこの組み合わせで的中する。
堅い決着の中で、いかに買い目を絞れるかが予想のポイントとなる。
パターン5=指数の和が219~222
指数1~2位の成績が標準よりも優秀。
コンピ1位の連対率が約58%、複勝率が70%を超える。
このパターンのレースでコンピ1位を外した連勝馬券を買うと、
約6割の確率で外れる計算となる。
たまにコンピ上位が飛んで超高配当になることもあるが、
基本的には堅く収まる傾向にあるため、穴狙いはオススメできない。
パターン4=指数の和が215~218
本命でも波乱でもなく、6つのパターンの中でもっとも標準のパターンである。
このパターンのコンピ1位の勝利率は約34%、
コンピ2位の勝率が約20%、コンピ3位の勝率が約13%と、
全パターンの平均に近い勝率に収まっている。
これは連対率や複勝率も同様で、
未勝利戦や少頭数レースでは堅い決着が多くなる。
パターン3=指数の和が212~214
指数上位の好走率が全パターンの平均を下回っているものの、
上位の成績が極端に悪い訳ではないので軽視は危険。
下位の台頭もあるが、勝率に注目するとコンピ4位までが高確率で、
指数上位からの組み立てが基本。
ただし、1000万条件や1600万条件、
ハンデ戦などは荒れることが多いので要注意。
パターン2=指数の和が209~211
コンピ指数上位が人気になることが多い割には、
信用できないことが多い。
そのためコンピ指数下位の台頭が多発し、波乱の結果になりやすい。
またコンピ指数上位が人気を集めて飛ぶので、
高額配当になりやすいパターン。
コンピ7~10位あたりの馬を絡めた馬券が狙い目になる。
パターン1=指数の和が208以上
コンピ6位の馬が1番人気になったり、
コンピ2位が5番人気になったりと、
コンピ順位とレース当日の人気がほとんどリンクしない。
1番人気であっても単勝4~5倍になるレースが多く、人気が割れる。
どこからでも狙えるというレースであるため大波乱にはなりにくいが、
小波乱で決着しやすい傾向にある。
投稿者プロフィール
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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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