『共同通信杯の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「共同通信杯」の
穴馬探しをお届けします。

共同通信杯は
2月13日(日)に
東京で行われる
3歳のG3重賞。

G3重賞ですが、
クラシックへ向けては
注目の一番です。

早速、共同通信杯で
大切なポイントを
お伝えしましょう。

なお、近5年の
当レースで会員様に
お伝えした「推奨馬」が
馬券圏内に5頭好走中。

近年の当欄で展開した
「予想プロセス」が
正解だったとも
言えますので
近年に用いた予想法を
あえて今年も引き続き
用いつつ、ハナシを
進めていきます。

 

 

【ポイント1】
「マイル以下の
距離経験しかない馬」は
苦しい

→コレが共同通信杯の
隠れた「キモ」です。

近10年の当レースに
出走した全馬のうち
共同通信杯の前までに
マイル以下の距離しか
出走経験が無かった
17頭の、共同通信杯での
成績を診てください。

 

12年 アーカイブ     9着
14年 ショウナンワダチ  8着
14年 シングンジョーカー 11着
15年 アンビシャス    3着
16年 ファイアクリスタル 5着
17年 タイセイスターリ- 4着
17年 サイバーエレキング 11着
19年 ダノンキングリ-  1着
19年 アドマイヤマーズ  2着
19年 フォッサマグナ   4着
19年 ゲバラ       5着
20年 シングンバズーカ  6着
20年 エン        7着
20年 シコウ       8着
21年 ステラヴェローチェ 5着
21年 カイザーノヴァ   6着
21年 レフトゥバーズ   9着

 

このように、17頭の
合計成績(1.1.1.14)と
まったく振るいません。

昨年は1番人気の
ステラヴェローチェ、
3番人気の
レフトゥバーズが該当。
傾向どおり5着9着に
完敗しました。
当傾向、おそるべし。

共同通信杯はスローで
流れるとはいえ、今の
3歳馬にとってはタフな
東京芝1800mが舞台。

しかも、今回が初の
東京出走という馬も
けっこう出てきます。

そもそも「距離分以上の
スタミナ」を備える馬が
有利とよく言われるのが
東京コース。

ですので、これまで
あえてマイル以下ばかり
選んで使ってきたような
「距離への裏付けが
現時点で皆無」の馬では
どうしても厳しくなる面が
あるのでしょう今年も
要チェック!

 

 

【ポイント2】
穴は「先行した馬」が
あけているレース

→これも共同通信杯の
大きなポイントです。

近10年の当レースで
馬券圏内に好走した
30頭のうち22頭が
4角地点で「5番手」より
前に位置していました。

しかも、その22頭のうち
下記のように半数超の
12頭が「4番人気以下」。

 

13年1着 4番人気 メイケイペガスター 4角2番手
13年3着 9番人気 マイネルストラーノ 4角2番手
15年3着 4番人気 アンビシャス    4角3番手
16年2着 5番人気 イモータル     4角2番手
17年2着 6番人気 エトルディーニュ  4角2番手
18年1着 6番人気 オウケンムーン   4角5番手 
18年3着 10番人気 エイムアンドエンド 4角2番手
19年3着 4番人気 クラージュゲリエ  4角4番手
20年2着 4番人気 ビターエンダー   4角先頭 
21年1着 4番人気 エフフォーリア   4角3番手
21年2着 7番人気 ヴィクティファルス 4角5番手

 

つまり共同通信杯では
「先行した馬」が馬券に
多く絡み、しかも妙味を
連れてきているのです。

スローの上がり勝負に
なりがちな当レース。
直線の長い東京コースで
脚を競いあうイメージを
持たれがちですが、この
後のクラシック本番を
見据える高素質馬たちは
先を見据えて、ココは
じっくり「溜める」事が
多いため、仕掛けどきは
どうしても遅めです。

よって、それと「逆」の
競馬=脚を溜めすぎず
積極的に先行した馬に
好結果が転がり込みやすい
ワケです。

 

 

【ポイント3】
今冬の東京1800mの
血統傾向は…

→開幕して2週がたつ
東京ですが、ここまでに
行われた芝1800m戦、
全4クラの好走馬12頭の
血統を診てください。

 

1/30 6R  1着馬 ●
       2着馬 ●
       3着馬 ○  
1/29 5R  1着馬
       2着馬 ○
       3着馬
1/29 12R 1着馬 ○
       2着馬 ●
       3着馬 ○
2/5 6R   1着馬 ○
       2着馬 ○
       3着馬 ○●

 

○=父系または母父系が
サンデー系の馬。
●=ロードカナロア産駒。

このように
12頭のうち10頭に
いずれかのシルシが
付きました。

つまり、父or母父系が
サンデー系の馬、そして
ロードカナロア産駒以外は
あまり走れていないのが
今の東京芝1800m、と
いうワケです。

全体時計も上がり時計も
速くなると、どうしても
サンデー系の俊敏性や、
ロードカナロア産駒の
高速馬場への対応力が
効いてきます。目下の
馬場は、その必要性が
高まっている状況と
いうコトなのでしょう。

父or母父系にサンデーの
血を備えておらず、かつ
ロードカナロア産駒でも
ない馬の評価はちよっと
下げてみるのも一興では
ないでしょうか。

 

 

【ポイント4】
「前走好走馬」が
勝つレース

→近10年の当レースの
勝ち馬10頭の前走着順は
全て「3着以内」でした。

つまり共同通信杯では
「前走で馬券に絡めて
いなかった馬が、一気に
今回挽回して勝つ」ことが
考えづらい事になります。

 

 

【ポイント5】
「1番人気の関西馬」が
9連敗中

→タイトルどおり。
「1番人気の関西馬」が
下記のとおり2008年の
サダムイダテンから、
なんと8連敗中です。

 

07年 フサイチホウオウ  1着 1番人気 関西馬
08年 サダムイダテン   5着 1番人気 関西馬
09年  [東]
10年  [東]
11年 ダノンバラード   9着 1番人気 関西馬
12年 ディープブリランテ 2着 1番人気 関西馬
13年 ラウンドワールド  4着 1番人気 関西馬
14年  [東]
15年  [東]
16年  [東]
17年 ムーヴザワ-ルド  3着 1番人気 関西馬
18年 グレイル      7着 1番人気 関西馬
19年 アドマイヤマーズ  2着 1番人気 関西馬
20年 マイラプソディ   4着 1番人気 関西馬
21年 ステラヴェローチェ 5着 1番人気 関西馬

[東]=1番人気馬が関東馬だった年

 

何かに呪われて
いるのでしょうか?
何と9連敗中。

要は、1番人気に
推される関西馬の
「正しい評価」を、
レース前にファンや
マスコミがあまり
できていないケースが
結構あるレース、とも
言えるワケです。

今年も1番人気は
関西馬が担いそう。
どうなりますか。

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

 

◆共同通信杯  【ポイント1/
          マイル以下の距離経験しかない馬 ~軽視馬として~】
           アバンチュリエ
           プレサージュリフト  (以上2頭)

         【ポイント2/先行タイプの馬】
           ジュンブロッサム
           セイウンプラチナ
           ダノンベルーガ
           フジマサフリーダム
           メイショウラナキラ  
           レッドモンレーヴ   (以上6頭)
            ※前走4角5番手以内の馬を抜粋
             前走地方出走馬は除く 

         【ポイント3/父系or母父系がサンデー系でなく、
          ロードカナロア産駒でもない馬 ~軽視馬として~】
           ジオクリフ  
           メイショウラナキラ  (以上2頭)

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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