『スプリングSの穴馬探し予想PART1』シベリアン
「スプリングS」の
穴馬探しをお届けします。
スプリングSは
3月20日(日)に
中山芝1800mで行われる
皐月賞トライアルです。
早速、当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。
【ポイント1】
当レースで
最も「狙えない」
前走履歴は…
→近10年の
当レースの前走着順別の
成績を診てください。
◆前走「重賞・オープン」で
1着 複勝率50% 1.3.4.8
2・3着 複勝率33% 3.2.1.12
4着以下 複勝率 6% 0.1.1.32
◆前走「1勝級以下」で
1着 複勝率21% 5.3.1.35
2・3着 複勝率30% 0.0.3.7
4着以下 複勝率20% 1.1.0.8
このように、最も
「狙えない」ゾーンは
前走で重賞orオープンを
使い4着以下だった馬。
なんと(0.1.1.32)、
複勝率6%と極端に
不振です。
つまり、前走の
重賞やオープン特別で
すでに底を見せた馬が、
さらにメンバーが厚く
揃ったこのレースで
巻き返すのは容易では
ないというコト。
重賞やオープン特別で
凡走してきた馬よりは、
前走で格下戦を使って
いた「正体がまだ
不明な馬」の方が
まだ狙える、という
コトになるワケです。
【ポイント2】
前走から
中3週以下の馬が不振
→前走から中3週以下の
馬と、中4週以上の馬で
成績が大きく違うのも
当レースの特徴です。
近10年の
レース間隔別の成績は
下記のとおり。
前走から
中3週以下 複勝率15% 2.2.3.41
中4週以上 複勝率27% 8.8.7.62
皐月賞トライアルに
何とか間に合わせようと
直前にキツいローテで
使ってきた馬では余力が
残っていない、という
ことなのかもしれません。
【ポイント3】
逃げた馬が残らない
→近10年で逃げた馬は
(0.1.0.11)。16年の
5番人気マイネルハニーが
2着に逃げ粘ったのみです。
レースが忙しく動き出す
中山芝1800mコース、
しかも勝負度合いが高い
トライアル戦ですから
逃げた馬はなかなか楽に
逃がしてもらえません。
【ポイント4】
最終調教の「脚色」に
注目!
→近6年の当レースに
出走した全76頭の
最終追い切りにおける
「強さ」別の成績を
診てください。
馬ナリ 複勝率27% 3.5.4.33
強め 複勝率22% 3.0.1.14
一杯 複勝率17% 0.1.1.10
このように馬ナリ組が
他を圧倒。近2年は
ワンツースリーです。
皐月賞のトライアルも
佳境を迎えたこの時期に
直前で目一杯に追って
仕上げようとしている
馬では厳しい、という
ことなのかもしれせん。
【ポイント5】
前走で1秒以上も
負けていた馬が全滅
→近10年(0.0.0.15)。
今年は当項目該当馬が
人気に推されそうで
注目です。
【ポイント6】
キャリア6走以上の
馬は苦しい
→近10年(1.0.2.28)、
複勝率10%。この
レースを迎える時点で
「使い倒されている」
早熟タイプの馬では
苦しいのでしょう。
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
◆スプリング 【ポイント1/前走重賞オープンで4着以下 ▼軽視馬として】6頭
アサヒ
アライバル
グランドライン
サトノヘリオス
ト-センヴァンノ
ド-ブネ
リュ-ベック
【ポイント2/中3週以下 ▼軽視馬として】 5頭
アルシナ-ム
オウケンボルト
ト-センヴァンノ
ニシノスーベニア
リュ-ベック
【ポイント3/逃げそうな馬 ▼軽視馬として】 5頭
オウケンボルト
グランドライン
ド-ブネ
ビーアストニッシド
リュ-ベック
※近2走どちらかで4角先頭競馬をしている馬
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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