『毎日杯の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「毎日杯」の
穴馬探しをお届けします。

毎日杯は
3月26日(土)に
阪神芝1800mで行われる
3歳のG3重賞です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

 

 

 

【ポイント1】
水曜日?
木曜日?

→今年の毎日杯は
2016年&2017年の
毎日杯と「共通項」が
あります。

それは2016年も
2017年も、そして
今年も、毎日杯の
「前週」が土日月の
3日間開催だった事です。

土日月の3日間開催が
終わった直後の火曜=
トレセン全休日となる
(通常は月曜)ため
翌週末の出走馬については
火曜の調教はお休み→
水曜にウォーミングアップ→
木曜に最終調教を施される
馬がグッと増えます。

つまり…
3日間開催の翌週の
土曜のレースについては、
木曜に最終調教→中1日で
出走してくるキツい日程の
馬が増えるのです。

しかし、そんな
キツい出走日程を嫌って
「いつも通りの水曜に
最終調教を行う
土曜出走馬」もいます。

そこで、
下記を診てください。

 

2016年 毎日杯(10頭だて)
 水曜に最終調教した馬 1・2・4・5・6・7着
 木曜に最終調教した馬 3・7・9・10着

2017年 毎日杯(8頭だて)
 水曜に最終調教した馬 1・2・4・5・7・8着
 木曜に最終調教した馬 3・6着

 

これは(今年と同じく
前週が3日間開催だった)
2016年・2017年の
毎日杯出走馬の
「最終調教の曜日別」の
成績です。

このように両年とも
「水曜」に最終調教を
施された馬のワンツー。

「木曜」に最終調教を
施された馬は3着2回。
掲示板に載ったのも、
その2頭だけでした。

「水曜」に
最終調教を施された馬に
分があったのです。

出走馬のレベル差も
あるヌルい平場戦や
古馬のG1前哨戦なら
ともかく、なにかと
ガチンコ色が強い
この時期の3歳重賞で
木曜に最終調教→
中1日で出走の日程は
やはり厳しい、という
コトなのでしょう。

今年の毎日杯については
各馬の最終調教の曜日を
要チェック、です。

 

 

 

【ポイント2】
ウッド調教馬が有利

→もう1つ調教のお話。
当レースのかくれた
ポイントです。近8年の
最終調教の「コース別」
成績を診てください。

 

ウッド追い 複勝率36% 7.3.5.27
坂路追い  複勝率20% 1.4.4.35

 

このように、
ウッド追いの馬と
坂路追いの馬で
成績差が出ています。
ウッド追いが8戦7勝。

ウッド追い=
テンをゆっくり入ります。
末を伸ばします。そんな、
ウッド追いの上がり重点の
ラップが、当レースでよく
起こる上がりの速い流れと
酷似する点が、当レースで
ウッド追いの馬が極端に
強い要因だと診ます。

ウッド追い=この
レースにおける絶好の
予行演習となっている、
というワケです。

 

 

 

【ポイント3】
「速い上がり」を
使える馬を狙いたい

→これも大事なポイント。
毎日杯は毎年、道中が
スローで流れたうえで
ラストに急加速して
速い上がりを競う展開に
なりがちです。

極端な言い方をすれば、
上がり脚の優劣「のみ」が
勝敗を決するレース。

しかも馬群の前後幅が
広がらないうえに直線も
長いですから位置取りは
あまり関係ありません。

よって、前付け策や
待機策など道中の
ポジションはあまり
関係なく、とにかく
「直線で速い上がりを
出した馬」が上位に
入線するのです。

近7年の好走馬21頭の
4角通過順・脚質・
上がり時計・出走馬中の
上がり時計順位を診て
ください。

 

15年1着馬 2番手 先行 34.6 9位
15年2着馬 11番手 追込 34.0 1位
15年3着馬 3番手 先行 34.5 5位
16年1着馬 7番手 差し 32.7 1位
16年2着馬 5番手 先行 33.0 3位
16年3着馬 3番手 先行 33.3 5位
17年1着馬 2番手 先行 34.3 4位
17年2着馬 7番手 差し 34.3 1位
17年3着馬 7番手 差し 34.3 2位
18年1着馬 2番手 先行 33.9 2位
18年2着馬 5番手 先行 34.0 3位
18年3着馬 10番手 差し 33.6 1位
19年1着馬 1番手 逃げ 34.3 5位 
19年2着馬 4番手 先行 34.0 2位 
19年3着馬 10番手 差し 33.9 1位 
20年1着馬 8番手 差し 35.3 1位
20年2着馬 4番手 先行 35.7 2位
20年3着馬 2番手 先行 36.3 4位
21年1着馬 4番手 先行 34.1 2位
20年2着馬 6番手 差し 34.0 1位
20年3着馬 7番手 差し 34.1 2位

 

このように
4角通過位置・脚質は
バラバラ。

しかし上がり時計は
みんな速く、上がり順位も
みんな出走馬中で上位。
じつに21頭中20頭が
出走馬中5位以内です。

位置取りは関係なく、
どんな位置からでも
しっかり速い上がり脚を
使った馬が上位を占めて
いることが、これでよく
分かります。

ですから予想作業時に
留意すべきは出走各馬の
「速い上がりでこれまで
好走した実績」の有無。

実際に、近7年の
好走馬21頭中20頭が
毎日杯以前にすでに
「最速 or 準最速の
上がり時計で勝った」
実績があった馬でした。

 

 

 

【ポイント4】
関東馬の勝負気配に
要注意?

→近10年出走馬の
東西所属別・成績を
診てください。この
ように関東馬が奮闘。

 

関東馬 複勝率39% 3.3.1.11
関西馬 複勝率24% 7.7.9.73

 

関東にも同じような
クラシック前哨戦が
組まれているのに
あえて(春シーズンに
クラシックG1が
行われない)関西に
遠征してくる関東馬=
何らかの目的・意志が
あって使ってくる、と
いうコト。ですから
そんな「勝負気配」は
決して無視できない…
というワケです。

 

 

 

【ポイント5】
距離延長馬が不振

→近10年出走馬の
前走距離別の成績を
診てください。

このように、前走から
距離延長してきた馬=
つまり前走でマイル等の
距離を使っていた馬の
成績が低調です。

 

前走から距離延長 複勝率15% 2.3.1.33
その他      複勝率32% 8.7.9.52
(同距離含む)

 

 

 

【ポイント6】
前走「新馬・未勝利戦」
出走馬が不振

→近10年の出走全馬の
前走レース別の成績を
診てください。前走で
重賞を使っていた馬が
他を圧倒しています。

 

重賞      複勝率38% 7.4.4.24
オープン    複勝率14% 0.0.1.6
1勝クラス   複勝率27% 3.5.4.32
新馬・未勝利戦 複勝率 9% 0.1.1.21。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

毎日杯 ポイント4~6 該当馬

【ポイント4/関東馬】7頭
  アケルナルスター
  コマンドライン
  ディープレイヤー
  ドゥラドーレス
  ブルーグロット
  ベジャール
  ホウオウプレミア

【ポイント5/前走距離がマイル以下】~軽視馬として 1頭
  セイウンハーデス

【ポイント6/前走新馬未勝利戦に出走】~軽視馬として 2頭
  スーサンアッシャー
  ベジャール

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ジョッキーブースター

6つのキャッシュポイントでしっかりとリターンを稼ぐ!
とにかく勝てない…
毎週買い方が違う…
自分の馬券に迷いが生じている!
あなたの悩みを、これで一発解決!
これらの悩みを「JOCKY-BOOSTER」は解決します。
競馬は(馬7:騎手3)と言われているのをご存じでしょうか?
レースの結果は、馬の実力が7割で、騎手の実力が3割という意味。
しかし3221勝中、リーディング30位までの30名で、2213勝を独占。
確率にすると68%になります。
残りの100名ほどの騎手で、残りの32%の勝ち星を分け合っている。
さすがに(馬3:騎手7)とまでは言いませんが、
(馬5:騎手5)
現代の競馬は、これくらいの比率で成り立っているケースもあります。
馬の能力が足りない部分を、騎手がフォロー。
状況が目まぐるしく変化する競馬のレースでは、騎手の能力は重要なのです。
これについては、あなたも否定することが出来ないでしょう。
JOCKY-BOOSTERは、騎手能力をとことん研究したロジックを搭載しています!