『七夕賞 2017の穴馬探し予想PART2』シベリアン

 

引き続き「七夕賞」の
穴馬探しです。

 

PART1では
七夕賞の血統ポイントなどに
ついてお伝えしました。

 

今回は、他の七夕賞の
ポイントを記していきます。

 

 

 

【ポイント3】
最近は、外枠の馬が
全く走らなくなっている

 

→タイトルどおり。
近10年(2011年の
中山開催除く/2006年~)の
当レースの枠別・成績を
診てください。

 

1・2枠 複勝率21% 4.3.1.31
3・4枠 複勝率30% 3.4.5.28
5・6枠 複勝率23% 2.3.4.31
7・8枠 複勝率 5% 1.0.1.38

 

 

説明不要でしょう。
このように7・8枠の馬は
ほとんど全滅状態です。

 

夏の2週目施行に移行した
近4年は、さらに7・8枠の
馬が苦しんでおり馬券に
絡んだ馬は1頭もナシ。
近4年の好走馬12頭の枠を
診てください。

 

2013年1着馬 2枠
2013年2着馬 5枠
2013年3着馬 1枠
2014年1着馬 1枠
2014年2着馬 2枠
2014年3着馬 4枠
2015年1着馬 6枠
2015年2着馬 6枠
2015年3着馬 4枠
2016年1着馬 4枠
2016年2着馬 2枠
2016年3着馬 6枠

 

 

小回りトラックを、かなり
速いスピードを維持しつつ
回ってくるレースですから
(原則的に)外を回らされる
時間が長い外枠馬にとっては
そもそもキツいレース。

 

しかも近年は福島の馬場が
非常に良くなっており
外差し現象が起こる頻度が
減っていますし、まして
近4年は馬場が荒れていない
2週目施行に移りましたから
この「外枠馬不利」の現象が
より顕著になってきている
印象です。

 

 

 

【ポイント4】
関西馬が非常に強い

 

→道路事情や出張馬房など
様々な事情から、福島は
関西馬にとって遠征競馬が
(東京や新潟と比べて)
やりづらい競馬場です。
実際に遠征馬の数も少なめ。

 

にもかかわらず、この
レースでは関西馬が下記の
ような好成績です。ほとんど
ダブルスコア(中山開催の
2011年を除く近10年/
2006年~)

 

関東馬 2.3.6.71 複勝率13%
関西馬 8.7.5.51 複勝率28%

 

 

何かと難しい「関西馬に
とっての福島遠征」を
あえてやる=それだけ
勝負気配が高い、という
ことなのでしょう。

 

 

 

【ポイント5】
フレッシュな馬が狙い目?

 

→近5年、中3週以下の馬が
(0.0.2.9)と苦戦する現象が
発生しています。

 

昨年も唯一の「該当馬」の
ルミナスウォ-リアが
2番人気ながら8着に
敗れました。

 

近年は、特にこの時期の
気候が暑くなっていますから
休養をじっくり取らずに
詰めたローテーションで
このレースに使ってきた
馬が体力面で厳しくなって
おり、このような低調な
成績に繋がっているのでは、
と診ています。

 

 

 

 

以上5点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

 

PART3・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。