『サウジアラビアRC2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「サウジアラビアRC」の
穴馬探しをお届けします。
次週からJRAは
東京・阪神競馬に
舞台が移ります。
そして初週の
10月8日~10日は
土・日・月の
3日間開催です。
サウジアラビアRCは
土曜に東京で行われる
2歳のマイル重賞。
土曜施行の一戦ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。
【ポイント1】
「左回り連対実績」の
ある馬に注目
→各メディアでは
あまり紹介されていない
ポイントですが、
コレが密かに当レースの
キモと診ています。
まだ7年しか行われて
いないレースですが
当傾向は顕著に現れて
います。
過去7年の当レースで
馬券圏に好走した21頭の、
当レースを迎えるまでの
左回り成績を診てください。
15年1着馬 0.3.0.0 ▲
15年2着馬 1.0.0.0 ▲
15年3着馬 1.1.0.0 ▲
16年1着馬 1.0.1.0 ▲
16年2着馬 1.0.0.0 ▲
16年3着馬 1.0.0.0 ▲
17年1着馬 0.0.0.0
17年2着馬 1.0.0.0 ▲
17年3着馬 1.1.0.0 ▲
18年1着馬 1.0.0.0 ▲
18年2着馬 1.0.0.0 ▲
18年3着馬 1.0.0.0 ▲
19年1着馬 1.0.0.0 ▲
19年2着馬 0.0.0.0
19年3着馬 0.1.0.0 ▲
20年1着馬 0.0.0.0
20年2着馬 1.0.0.0 ▲
20年3着馬 0.0.0.1 ▲
21年1着馬 1.0.0.0 ▲
21年2着馬 1.0.0.0 ▲
21年3着馬 0.1.0.1 ▲
このように21頭のうち
18頭(▲印)が、
サウジアラビアロイヤルCを
迎える前に「左回りの
レースでの連対実績」が
あったのです。
本格的な左回りコース・
東京でのシビアな重賞。
ですから今回と同じ
左回りコースで最低でも
「連対」してきた実績が
(経験の浅い2歳馬が
走る当レースで)まずは
大切になるのでしょう。
また近年は左回り=
夏の東京・新潟で
行われている新馬戦の
メンバーレベルが
上がっている点も、
この傾向に繋がって
いるのかもしれません。
「左回り連対実績」の
ある馬は一律プラスで
診るのがちょうどいい
レースと言えます
【ポイント2】
坂路調教組が勝てない
→近7年の調教場所別の
成績を診てください。
坂路調教組が未勝利。
坂路 複勝率28% 0.4.4.21
ウッド・ポリ 複勝率31% 6.3.3.27
(もう1頭の1着馬はダート追い)
坂路追い切りだけでは
勝ち切れないような、
総合力が必要なレースと
いう事かもしれません。
【ポイント3】
逃げた馬が苦戦中
→重賞格上げ後、7年の
当レースで「逃げた馬」は
下記のように全馬3着以下。
15年 クラウンスカイ 8着
16年 サクセスムーン 8着
17年 ハクサンフエロ 15着
18年 ト-ラスジェミニ 6着
19年 アプソルティスモ 3着
20年 ピンクカメハメハ 9着
21年 ロードリライアブル 5着
「開幕週」ですから
逃げ馬が残るイメージも
持ってしまいがちですが、
近年の秋の東京開幕週の
芝は差し仕様に整えられて
いるケースもかなり多く、
当レースにおいても逃げた
馬は連に残れていません。
【ポイント4】
新馬勝ち直後の馬が
断然強い
→重賞格上げ後7年の
前走別の成績は下記の
とおりです。
新馬戦 複勝率59% 5.6.2.9
未勝利戦 複勝率25% 2.0.3.15
1勝級・オープン 複勝率10% 0.1.2.28
新馬勝ち直後の馬の
成績が断然。逆に、
オープン経由馬、
1勝クラス経由馬が
かなり不調です。
この時点で、すでに
夏のローカル重賞や
オープンを使って
きていたような馬では
素質比較的にかなり
厳しいのでしょう
【ポイント5】
ほぼ「5頭だて」
→重賞格上げ後7年の
1~5番人気馬の成績は
複勝率51%(7.6.5.17)。
6番人気以下の成績は
複勝率10%(0.1.2.35)。
重賞格上げ後は堅く、
ほぼ5頭立てで決まって
いる傾向です。ちょっと
穴を狙う際も現実的に
攻めたい一戦です。
【ポイント6】
「差しきり勝ち」の
ない馬では厳しい
→上記【ポイント3】の
ような逃げ馬不遇の
状況ゆえ、逆に言えば
このレースで強いのは
当然「すでに差して
勝ってきた実績を持って
いる馬」となります。
重賞格上げ後7年の
好走馬21頭中18頭が
それまでに「好位、
または中位から差して
勝ってきた」実績を
持っていた馬でした。
逆に言えば
「差しきり勝ち」の
ない馬では厳しい
レース、となります。
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
サウジアラビアRC ポイント1・4・6 該当馬
【ポイント1/左回り連対実績がある馬】 3頭
シルヴァ-デューク
ノッキングポイント
マイネルヶレリウス
【ポイント4/新馬勝ち直後の馬】 4頭
ドルチェモア
ノッキングポイント
フロムナウオン
マイネルヶレリウス
【ポイント6/差しきり勝ちのない馬】 ▼軽視馬として 4頭
グラニット
ドルチェモア
フロムダスク
レッドソリッド
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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