『単勝回収率140%になるアイデアをプレゼント!』田中洋平

 

今回は新潟千直で好走した馬に注目します。

 

新潟千直とは、ご存じ新潟名物直線1000m競走。

 

ヨーイドン!で一直線に走ります。

 

テレビ中継で馬の前後が把握しにくいので、

私個人としては少し苦手なレースなのですが、

ゴール前は接戦になることが多く

個性的なレースのため、ファンも多いかと思います。

 

そんな新潟千直はカーブがないため、

他のレースと求められる能力が違うと言われることも多く、

前走、ダート戦に出走していた馬が穴をあけるようなこともあります。

 

そんな特殊な新潟千直だからこそ、次走で軽視しませんか?

 

例えば、特殊な千直で好走した馬でも、

カーブのあるコースは、あんまり走れないのでは?

という心理が働くかと思います。

 

そこで新潟千直で好走した馬の次走成績を調べてみましょう。

 

条件はこんな感じです。

 

1)前走新潟芝1000m

2)勝利した馬

3)または勝ち馬から0.2秒差でゴールした馬

 

結果↓

 

勝率14% 連対率22% 複勝率29%

単勝回収率77% 複勝回収率71%

 

う~ん、意外と普通ですね。

 

ところが人気別に見てみると↓

 

 

人気上位評価だと、けっこう安定して走ります。

 

『前走新潟千直で勝利しているけど、ここでは果たして?』

 

などど軽視すると痛い目にあうデータですね。

 

また前走新潟千直で好走した馬の中で、

強烈に強い馬が分かるファクターがあります。

 

なんだと思いますか?

 

ズバリ!それは枠順です。

 

新潟千直は外枠有利なのは、競馬初心者でも知っている常識。

 

 

有利な外枠より、不利な内枠から好走した馬の方が、

強い馬だということは、簡単に理解できます。

 

だから、

 

1)前走新潟芝1000m

2)勝利した馬

3)または勝ち馬から0.2秒差でゴールした馬

4)前走1~3枠の馬

 

この条件で、

 

勝率24% 連対率32% 複勝率36%

単勝回収率140% 複勝回収率82%

 

このような成績になります。

 

この条件に当てはまる機会は少ないですが、

馬券術を組み立てる考え方として、ぜひ参考してください。

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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