『ダリア賞 2017の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ダリア賞」の穴馬探しを
お届けします。

 

ダリア賞は8月5日(土)の
新潟9Rとして行われる
2歳オープン特別です。

 

普段から週末に行われる
平地3重賞の展望を
お届けしている当欄ですが、
平地3重賞が施行されない週は
さらに別レースも取り上げて
展望をお届けしています。

 

次週末に行われる平地重賞は
レパードS、小倉記念のみ。

 

そこで今週は、
土曜新潟9R・ダリア賞の
展望もお伝えします。

 

早速、このレースの
ポイントをお伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
関西馬の「勝負遠征」に
要注意のレース

 

→タイトルどおり。
近10年の当レースの
東西所属別・成績を
診てください。

 

関西馬 5.1.3.10 複勝率47%
関東馬 5.9.7.58 複勝率27%
地方馬 0.0.0.10 複勝率 0%

 

 

このように、東西でほぼ
ダブルスコアの状態です。
昨年も、唯一の関西馬・
リンクスゼロが勝ちました。

 

中京や小倉でも2歳の
オープンが組まれているにも
かかわらず、わざわざ
輸送経験の少ない2歳馬を
新潟へ運んでくる=
1400mの距離面や、
関西よりも薄い相手関係を
吟味したうえでの遠征であり、
勝負気配が強いということ。

 

しかも、栗東→新潟は
輸送時間が短めですから
輸送経験の少ない2歳馬でも
「何とか対応できる」面が
あるのでしょう。

 

ともあれ、ここまで成績差が
現れているのですから
関西馬は無条件で要マーク。
今年の出走馬にも何らかの
印を進呈するつもりです。

 

 

 

【ポイント2】
「馬ナリ」調教馬が強い

 

→タイトルどおり。
近3年の当レースで
馬券圏内に好走した馬の
最終追い切りの内容を
診てください。

 

14年1着馬 栗東坂路  馬ナリ
14年2着馬 栗東坂路  強め
14年3着馬 美浦ウッド 一杯
15年1着馬 美浦ウッド 馬ナリ
15年2着馬 栗東坂路  馬ナリ
15年3着馬 美浦ウッド 馬ナリ
16年1着馬 栗東坂路  馬ナリ
16年2着馬 美浦坂路  馬ナリ
16年3着馬 美浦ウッド 強め

 

 

このように、9頭のうち
6頭が「馬ナリ」調教。

 

ちなみに、近3年間の
全出走馬の最終追い切りの
「強さ別」成績は下記の
とおり。「馬ナリ」馬の
成績が抜けています。

 

馬ナリ  3.2.1.9 複勝率40%
強め   0.1.1.8 複勝率20%
一杯   0.0.1.4 複勝率20%
調教ナシ 0.0.0.4 複勝率 0%
(調教ナシには地方馬を含む)

 

このダリア賞は
現時点での完成度を競う
趣が強いレース。ゆえに
最終追い切りを「すでに
体がデキているため、
馬なりでサラッと追った」
ような馬のほうが走れる
可能性が高いのでしょう。

 

また、酷暑期のレースで
かつ実戦経験の少ない
2歳馬のレースで馬への
負担も大きいですから
直前の追い切りの負荷が
軽い方が本番で動ける面も
あるのかもしれません。

 

 

 

 

【ポイント3】
内枠馬の成績が良くない

 

→近10年の当レース出走馬の
枠別成績を診てください。
1・2枠馬が苦戦しています。

 

1・2枠 0.2.1.17 複勝率15%
3・4枠 5.3.2.14 複勝率42%
5・6枠 2.2.5.21 複勝率30%
7・8枠 3.3.2.25 複勝率24%

 

 

経験不足の2歳馬による
レース、しかもタイトな
内回りコースですから
内枠からポンとゲートを
出れらればまだしも、
少しでもゲート出が甘く
内で包まれてしまうと
その後に対応できず苦しく
なる面があるのでしょう。

 

 

 

以上3点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

 

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。