『アルゼンチン共和国杯の穴馬探し2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「アルゼンチン共和国杯」の
穴馬探しをお届けします。

アルゼンチン共和国杯は
11月6日(日)に
東京芝2500mで行われる
伝統のハンデG2重賞です。

さっそく、当レースの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
前走京都大賞典組が
大不振

 

→近10年(0.1.0.25)。
複勝率たった4%。

京都大賞典で好結果が
出た馬や、京都大賞典で
たとえ結果が出なくても
実力の元値が高い馬は、
京都大賞典の次走で
G1へ向かうモノです。

それが、京都大賞典を
使った次走でココへ
出てくるという事は…

京都大賞典で好結果が
出ずに仕方なくココに
回ってきたか、あるいは
元の力が足りないため
京都大賞典の次走で
あらかじめココを照準に
していた馬。

そのどちらかとなるため、
このような苦しい結果に
なっているのでは…と
診ます。いずれにせよ
該当馬は軽視が賢明です。

 

 

【ポイント2】
ハンデ戦だが
軽ハンデ馬が不振

→近10年のハンデ別・
成績を診てください。

 

54キロ以下  複勝率 9% 1.1.3.53
55・56キロ  複勝率29% 6.7.6.46
56.5キロ以上 複勝率18% 3.2.1.28

 

アルゼンチン共和国杯=
「ハンデ重賞」ですが
54キロ下の軽ハンデ馬の
台頭が非常に少なく、逆に
55キロ超を背負った馬の
成績が良いのが特徴です。

近年はハンデ戦でも
実力上位馬に極端に重い
ハンデが付きませんので
実力馬が「ソコソコの
斤量」を味方に好走する
ことが多めですが、この
アルゼンチン共和国杯も
その傾向が顕著。

ともあれ「ハンデが少し
重いから」評価を下げる
予想の思考は必要ナシ、
というワケです。

 

 

【ポイント3】
逃げ馬が大不振

→近10年で逃げた馬は
(0.0.0.10)と好走ナシ。
展開を利して逃げ粘りる
シーンが、全く発生して
いないレースです。

 

 

【ポイント4】
3歳・4歳が
圧倒的に強い

→近10年の馬齢別の
成績を診てください。
3・4歳馬が圧倒して
います。

 

3歳  複勝率100% 2.0.2.0 
4歳  複勝率35% 5.4.4.24 
5歳  複勝率20% 1.5.4.40  
6歳上 複勝率 4% 2.1.0.64

 

近10年で7勝をあげて
います。逆に6歳上は
ほとんど壊滅状態。
ここまで極端な傾向の
レースも珍しいですから
留意したいところです。

 

 

【ポイント5】
父ステイゴールド系 vs
ロベルト持ち

→近5年の当レースで
3着以内に好走した15頭の
血統を診てください。
左から父、母父の血統系統。

 

17年1着
17年2着
17年3着     ● 
18年1着  ◇  ●
18年2着
18年3着     ● 
19年1着
19年2着     ●
19年3着  ◇
20年1着  ◇  ●
20年2着
20年3着 
21年1着  ◇  ●
21年2着  ●
21年3着  ●  ●

 

◇=ステイゴールド系、
●=ロベルト系です。

このように◇印付きの
父ステイゴールド系の
馬が4頭。

また、●印付きの
父or母父ロベルト系の
馬は8頭にのぼります。

つまり当レースでは
ステイゴールドが
父系に入った際の
「スタミナ力」や、
ロベルト筋が
入った際の「馬力」が
活きやすいというコト。

アルゼンチン共和国杯の
舞台「東京芝2500m」は
ステイヤーがよく好走して
いるとてもタフな舞台。

しかし同じ東京芝でも
2400mではマイラーや
中距離馬が活躍します。

同じ東京芝でも
2500mと2400mでは
様相が全く違います。
たった100mの距離の
違いで東京芝の場合、
好走に必要な素養が
変わってステイヤーの
天下と化すのです。

東京2400mは直線の
坂を上りきった場所から
スタートする(=最初に
馬力が要らない)うえに
スロー瞬発戦が多め。
距離ぶんのスタミナや
パワーは必要とされません。
ですからマイラーでも
中距離馬でも走ります。

しかし東京2500mは
「坂下」からスタート=
スタートしていきなり
上り坂。つまり最初から
力が必要とされます。

しかも坂を2度上る
うえに平均ペースで
流れる事が多いですから
距離分のスタミナや
パワーが不可欠であり
マイラーではとても
走れません。中距離馬でも
キツい。鈍重長距離馬の
スタミナやパワーが
活きるのです。

よって血統面にそれが
如実に現れていますし
実際に「長距離馬」が
よく走っている、という
ワケです。

 

 

【ポイント6】
ディープ産駒が不振

→上記【ポイント5】で
記したようなレースゆえ、
スタミナパワー特化とは
「逆」ベクトルの色が濃い
ディープ産駒は不振。
近5年(0.1.0.13)です。

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

 

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アルゼンチン共和国杯 ポイント1・4・6 該当馬

【ポイント1/前走京都大賞典出走】 ▼軽視馬として 4頭
  アフリカンゴールド
  キングオブドラゴン
  ディアマンミノル
  マイネルファンロン

【ポイント4/3歳馬+4歳馬】 3頭
  キラーアピリティ
  テーオーロイヤル
  ブレークアップ

【ポイント6/ディープ産駒】 ▼軽視馬として 4頭
  カントル
  キラーアピリティ
  プレシャスブルー
  ボスジラ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


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