『武蔵野Sの穴馬探し2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「武蔵野S」の
穴馬探しをお届けします。
次週末の中央競馬も
土+日で豪華4重賞の
編成。
武蔵野Sは
11月12日(土)に
東京ダート1600mで
行われるG3重賞。
チャンピオンズCへの
ステップレースです。
土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。
【ポイント1】
父サンデー系の馬が
大不振
→当レースのキモです。
近10年の当レースで
(2.3.2.40)複勝率は
たったの15%。
タフな持続ラップに
なりやすい一戦ゆえ、
そのような淀みのない
流れを苦手とする馬が
多い父サンデー系が
これだけ苦しんでいる、
という事なのでしょう。
【ポイント2】
とにかく1枠馬が
走らない
→近10年の当レースの
枠別成績を診てください。
1枠 複勝率 5% 0.1.0.18
2枠 複勝率32% 2.2.2.13
3枠 複勝率10% 2.0.0.18
4枠 複勝率25% 1.1.3.15
5枠 複勝率15% 0.2.1.17
6枠 複勝率30% 3.1.2.14
7枠 複勝率20% 1.2.1.16
8枠 複勝率15% 1.1.1.17
一目瞭然。1枠だけが
極端に走れていません。
しかも、
2着に好走したのは
2014年エアハリファ。
1番人気馬でした。
つまり、1番人気でも
勝てなかったという
コトにもなります。
内枠不利とよく言われる
東京ダート1600mですが
当レースに関しては特に、
1枠に入った馬がかなり
苦しんでいます。
【ポイント3】
とにかく関東馬が
走らない
→ダートのオープンは
ずっと「西>東」の
構図が続いていますが
当レースも例外では
ありません。近10年の
東西所属別・成績を
診てください。極端な
成績差です。
関東 複勝率 5% 2.0.0.38
関西 複勝率24% 8.10.10.90
京都で同時期に
重賞「みやこS」が
組まれているにも
かかわらず、わざわざ
東京へ輸送してくる
関西馬=それだけ
勝負気配が高いとも
言えるのでしょう。
【ポイント4】
前走1700m~1800m組が
大苦戦
→近10年の当レースで
前走1700m~1800mに
出走していた馬の成績が
(0.1.3.31)と大不振。
複勝率11%です。
トラックを1周する
ダート1700m戦&
1800m戦と、半周の
東京ダート1600mでは
レースの質・流れが
大きく違うことが
当傾向の要因でしょう。
但し前走2000m組は
(1.3.1.7)と成績良好。
ちなみに、好走した
5頭のうち3頭は大井の
ジャパンダートダービー、
残り2頭はシリウスSを
使っていました。格が
効いた3頭と、前走から
詰めた間隔で使ってきた
2頭という事になります。
【ポイント5】
3歳馬優勢
→近10年の馬齢別の
成績を診てください。
3歳 複勝率30% 2.3.2.16
4歳 複勝率14% 1.1.1.19
5歳 複勝率19% 2.4.3.38
6歳 複勝率24% 4.1.3.25
7歳 複勝率 9% 1.1.1.30
このように3歳優勢。
「収得賞金を十分に
持っていて実力的にも
まだ戦えるベテラン」の
馬はJBC・みやこSに
向かうケースが多め。
そのため武蔵野Sに
出走するベテラン馬の
顔ぶれは、どうしても
一枚落ちになります。
逆に将来性・素質は
備えているものの
収得賞金が足りないため
(JBCなど)希望の
レースに出走できない
若い馬が、武蔵野Sに
毎年多く回ってきます。
ゆえに、そもそも
出走馬のレベルが
「若馬>ベテラン」と
なっていることが多く
自ずと戦績も3歳優勢の
現象が出るのでしょう。
【ポイント6】
大型馬が
意外に低調
→前6年の出走全馬の
510キロ以上の大型馬が
複勝率16%(3.1.1.26)と
意外に低調です。
大型馬が強いレース=
パワー要素が強く
求められるレースですが
武蔵野Sは(ダート戦と
しては)パワーよりも
スピードなど他要素の
ほうが必要な一戦、と
言えるのかもしれません。
【ポイント7】
逃げるとツラい
→当レースで逃げた馬は
近10年(1.0.0.9)。
もともと逃げが残れない
舞台ですが、シビアな
展開になる当レースは
その傾向がさらに色濃く、
逃げた馬が残れません。
以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
武蔵野S ポイント1・4・6 該当馬
【ポイント1/父サンデー系】 ▼軽視馬として 6頭
アラジンバローズ
ギルデッドミラー
サンライズノヴァ
デュープロセス
ハヤブサナンデクン
バスラットレオン
【ポイント4/前走1700m~1800m】 ▼軽視馬として 11頭
アシャカトブ
アラジンバローズ
キタノヴィジョン
セキフウ
デュードヴァン
デュープロセス
ドライスタウト
ハヤブサナンデクン
フルデプスリーダー
ブラッディーキッド
ペプチドナイル
【ポイント6/前走510キロ以上】 ▼軽視馬として 8頭
アドマイヤルプス
サンライズノヴァ
スマッシングハ-ツ
タガノビューティー
ドライスタウト
ハヤブサナンデクン
ペプチドナイル
レモンポップ
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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