『東京スポーツ杯2歳Sの穴馬探し2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「東京スポーツ杯2歳S」の
穴馬探しをお届けします。
東京スポーツ杯2歳Sは
11月19日(土)に
東京芝1800mで行われる
2歳G2重賞。
昨年から「G2」に
格上げされています。
土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。
【ポイント1】
前走の
「上がり脚」の速さを
まずチェック
→このレースは毎年、
前半・中盤の流れが
ユルみます。
しかも舞台は直線の
長い東京。ですから
直線でハイレベルな
瞬発力が必要です。
典型的スローからの
上がり勝負になり、
好走するためには
「速い上がり脚」が
とにかく必要。
ですので、東スポ杯では
「前走で最速クラスの
上がり脚を使った馬」が
よく好走します。
近10年の当レースで
馬券圏に好走した30頭の
「前走の(出走馬中での)
上がり順位」を診て下さい。
12年1着馬(1) 1位★
12年2着馬(3) 1位★
12年3着馬(7) 1位★
13年1着馬(2) 2位★
13年2着馬(4) 1位★
13年3着馬(5) 1位★
14年1着馬(2) 2位★
14年2着馬(1) 1位★
14年3着馬(9) 1位★
15年1着馬(4) 2位★
15年2着馬(2) 1位★
15年3着馬(6) 5位
16年1着馬(2) 1位★
16年2着馬(4) 2位★
16年3着馬(1) 1位★
17年1着馬(1) 2位★
17年2着馬(2) 1位★
17年3着馬(3) 4位
18年1着馬(1) 2位★
18年2着馬(2) 4位
18年3着馬(3) 1位★
19年1着馬(1) 1位★
19年2着馬(2) 1位★
19年3着馬(3) 1位★
20年1着馬(1) 1位★
20年2着馬(5) 2位★
20年3着馬(3) 1位★
21年1着馬(1) 1位★
21年2着馬(4) 1位★
21年3着馬(6) 1位★
(カッコ数字)は人気順
このように全30頭中、
27頭(★印)が前走で
最速(1位)または
凖最速(2位)の末脚で
好走していた馬。
昨年も、前走が
「上がり最速」3頭の
ワンツースリーでした。
前走上がりの速かった
馬が好走するレースは
たしかに多いですが、
これほどの「偏り」が
あるレースは珍しい。
しかも馬券圏に好走した
「穴馬」も、この点を
満たしている馬が多い
点は要注目でしょう。
まだ実戦経験の乏しい
2歳馬の重賞ですから、
直近レース=前走で
速い上がりを使った事が
当舞台において何よりの
武器と化している印象。
ココはシンプルに、
出走各馬の前走の
上がり脚の速さに
注目です。前走の
上がり脚が準最速に
届いていなかった馬は
評価を一枚割引。
【ポイント2】
最終調教でも
「上がり脚の速さ」に
注目
→【ポイント1】で
速い上がり脚が
武器となるレースと
記しましたが…。
その片鱗を最終調教の
段階で既に示していた
馬が、本番レースでも
よく走っています。
近6年の出走馬の
最終調教の終い1Fの
時計別・成績を診て
ください。
12秒4以下 複勝率38% 4.4.2.16
12秒5以上 複勝率23% 2.2.4.27
このようにタイムが
12.4秒よりも速かった
馬の成績が優勢です。
自動計測が始まる
以前の年のデータも
含んでいますから
絶対信頼可のデータと
までは言いませんが
「傾向」は感じ取って
頂けるかと思います。
最終調教の段階で、
「レースでも終い脚が
伸びてきそうな馬」が
ある程度は読み取れる
一戦というワケです。
【ポイント3】
距離短縮馬は
意外に?不振
→近10年の前走距離別の
成績を診てください。
2000mを使ってきた馬が
不振です。
1600m以下 複勝率22% 1.2.3.21
1800m 複勝率32% 9.5.7.45
2000m 複勝率13% 0.3.0.21
かなりゆったり流れる
この時期の2歳2000mを
直近で使ってきた馬では
当レースの流れになかなか
対応できていないのかも
しれません。
【ポイント4】
「逃げた馬」が
16年連続で凡走中
→2005年に逃げ切った
フサイチリシャールを
最後に「逃げた馬」は
近16年続けて4着以下に
沈んでいます。
05年 フサイチリシャール 1着
———————–
06年 トーセンクラウン 4着
07年 ダンツキッスイ 9着
08年 ヒラボクエクセル 9着
09年 サンディエゴシチー 4着
10年 ショウナンカライス 13着
11年 キープビリービング 12着
12年 ロードシュプリ-ム 15着
13年 オールステイ 13着
14年 マイネルシュバリエ 12着
15年 キラージョ- 4着
16年 マイネルエパティカ 9着
17年 コスモイグナーツ 6着
18年 トーラスジェミニ 12着
19年 マイネルデステリョ 6着
20年 レインフロムヘヴン 8着
21年 ナバロン 12着
後述するように、この
レースは毎年1枠が強く
馬場の内を通った馬に
利がある一戦ですが
だからといって枠を
利して「逃げた」馬が
優勢というワケではない、
というコトなのです。
【ポイント5】
内枠が強い
→近10年の出走馬の
枠別・成績は下記の
とおり。
1枠 複勝率73% 5.0.3.3
2枠 複勝率31% 0.3.1.9
3枠 複勝率39% 2.1.2.8
4枠 複勝率 0% 0.0.0.14
5枠 複勝率20% 0.2.1.12
6枠 複勝率19% 2.0.1.13
7枠 複勝率17% 0.2.1.15
8枠 複勝率24% 1.2.1.13
1枠の成績が際立って
います。また、1枠~
3枠が複勝率30%超。
Cコース最初の日に
行われるからなのか、
はたまた開催7週目で
内々が踏み固められて
くるからか、要因は
恐らくどちらかですが
このように内枠馬が
好アベレージです。
先週の東京のレースを
診ていると、なおさら
今年は留意が必要とも
感じるポイントです。
【ポイント6】
前走「着順」は
要チェック
→近10年の当レースで
前走「3着以下」の馬は
(0.0.1.25)とほぼ全滅。
素質馬が揃う一戦ゆえ
前走でもう連対を外して
いたような「早くも
馬脚を現していた馬」では
流石に厳しいと言えます。
【ポイント7】
キャリアが少ない馬が
断然優勢
→近10年の出走馬の
キャリア別・成績は
下記のとおりです。
キャリア2戦以下の馬の
好走確率が非常に高く
なっており、ほとんど
トリプルスコアの状況。
2走以下 複勝率36% 7.9.8.43
3走以上 複勝率12% 3.1.2.44
以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
東京スポーツ杯2歳S ポイント1・3・6 該当馬
【ポイント1/前走上がり最速or凖最速でなかった馬】 ▼軽視馬として 2頭
ジョウショーホープ
ロッククリーク
【ポイント3/距離短縮馬】 ▼軽視馬として 2頭
ハーツコンチェルト
ロッククリーク
【ポイント6/前走3着以下】 ▼軽視馬として 2頭
ジョウショーホープ
タイセイクラ-ジュ
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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