『カペラSの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「カペラS」の
穴馬探しを
お届けします。

カペラSは
12月10日(日)に
G1裏開催となる
中山で行われる
ダート1200m重賞。

さっそくカペラSの
ポイントをお伝えします。

 

 

【ポイント1】
レース間隔が
空いた馬が
サッパリ走らない

→ここまで全15年の
好走馬45頭のうち、
39頭が「前走から
中6週以内」の詰まった
ローテでした。

もともと仕上がりが
遅めで、休み明けは
動けない大型馬が多い
ダート短距離路線。

カペラSはJRAにおける
その路線の最高峰戦。

ですから尚更、
このように「レースを
使い込んでいる馬が
好走している」傾向が
顕著なのでしょう。

昨年も、7番人気で
3着に走った穴馬・
ジャスティンは
前走からの間隔が
中3週と詰まっていた
「該当馬」でした。

 

 

【ポイント2】
ハイペースだが
さほど差しは届かない

→コレが特に最近の
カペラSの傾向です。

中山ダート1200m=
前傾ラップで流れる
コトが多いタフな舞台。

しかも、カペラSは
この路線の最高峰戦。
スーパー韋駄天馬が
多数集結しますので
ペースはいっそう速く
なります。

しかし…それでも、
先行した馬がけっこう
残るのがここ最近の
カペラS。

実際に、近6年の
好走馬18頭のうち
ほぼ3分の2の11頭が、
3角地点で6番手より
前にいた馬でした。

昨年も、7番人気で
3着に走った穴馬・
ジャスティンは
4角3番手で快走した
「該当馬」でした。

ペースが速まっても
前にいる馬が強じんな
粘り腰を示せるのが、
特に最近のダートの
短距離オープン界。

それだけ馬じたいが
強くなっている証とも
言えるでしょうが、
ゆえにこのカペラSも
いわゆる「ズブズブの
差し決着」がかなり
減っているのです。

 

 

【ポイント3】
最内枠の馬が
やたら馬券に絡む

→近10年の1番枠の
成績は(3.2.1.4)、
複勝率50%。

昨年も、最内枠の
リュウノユキナが
人気でしたが堅く
2着に走りました。

不利とよく言われる
中山ダート1200mの
1番枠ですが、この
レースのように強い
馬が集い、かつ特に
差し有利とも言えない
状況となるとロスが
少しでも減る内枠の
利が効いているのかも
しれません。

 

 

【ポイント4】
前走大敗馬は
さすがに厳しい

→近10年の当レースに
おける「前走着順が
2ケタ着順だった馬」は
47頭出走(0.1.3.43)、
複勝率9%。

前走大敗馬の急挽回は
さすがに厳しい一戦と
言えそうです。

 

 

【ポイント5】
牝馬は苦しい

→近10年の牡牝別の
成績は下記のとおり。
タフなレースゆえと
いうことか、牝馬が
苦戦しています。

牡セン 複勝率21% 10.10.9.111
牝   複勝率 5% 0.0.1.18

 

 

【ポイント6】
距離短縮馬が
やや優勢

→近10年の当レースに
おける「前走からの
距離延長/短縮」別の
成績は下記のとおり。

 

距離短縮 複勝率23% 6.4.5.51
距離延長 複勝率 0% 0.0.0.4
同距離  複勝率17% 4.6.5.76

 

1400mやマイルなど
長めの距離を使われて
いた馬のアベレージが
好況です。距離分以上の
スタミナが意外に(?)
活きやすいレースと
言えます。

 

 

【ポイント7】
前走条件戦組が苦戦

→近10年の前走別・
成績は下記のとおり。

 

3勝クラス 複勝率12% 1.0.1.15
オープン  複勝率16% 5.5.4.73
中央重賞  複勝率22% 1.0.3.14
地方海外  複勝率27% 3.5.2.27

 

ダート短距離重賞で
「格よりも調子」と
考えたくなりますが
実は格も大事な一戦と
いうコト。条件戦を
前走で使っていた馬が、
上記のように不振です。

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

———–
カペラS   ポイント1・4 該当馬

【ポイント1/中7週以上】 ▼軽視馬として 6頭
  オールアットワンス
  オーロラテソーロ
  スズカコテキタイ
  タガノクリステル
  パウオレ
  ハコダテブショウ

【ポイント4/前走2ケタ着順】 ▼軽視馬として 6頭
  アームズレイン
  オメガレインボー
  オールアットワンス
  スズカコテキタイ
  テイエムアトム
  ピンシャン

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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