『中山牝馬S2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「中山牝馬S」の
穴馬探しを
お届けします。

中山牝馬Sは
3月9日（土）に
中山芝1800mで
行われる牝馬の
ハンデ重賞です。

土曜施行ですので
早速、当レースの
ポイントを記します。

なお、昨年の当欄では
6番人気ストーリアを
会員様に単独推奨。

2着と一応の結果が
出ましたので、今年も
昨年に用いた事項を
引き続き使いながら
話を進めていきます。

【ポイント1】
トニービンを
狙い撃て

→とても大切な
血統ポイントです。
下記を診てください。

14年3着馬　4番人気　母父テハノラン
16年1着馬　4番人気　父母父トニービン
17年2着馬　1番人気　父母父トニービン
17年3着馬　7番人気　母父インエクセス
19年2着馬　3番人気　父母父トニービン
20年1着馬　3番人気　父母父トニービン
20年3着馬　1番人気　母母父トニービン
21年3着馬　3番人気　父母父トニービン
22年2着馬　12番人気　母母父トニービン
23年2着馬　6番人気　母父父トニービン

これは
近10年の当レースで
馬券圏に好走した、
トニービンなど
グレイソヴリン持ちの
馬です。近10年で
10頭が馬券圏に快走。

しかも、上記以前の
2012年・2013年も
「該当馬」が2頭ずつ
馬券圏に好走。つまり
近12年では14頭が
好走しているのです。

該当馬じたいの
少なさを鑑みれば
かなり特徴的な事象と
言えましょう。

ここまで傾向顕著なら
もう細かい背景を
考える必要さえ無いと
思いますが、初春の
中山芝は要パワー。
しかもこのレースは
昨年もそうでしたが
牝重賞としては異質な、
各馬が早めに仕掛ける
タフな乱戦になりがち。

ということで
レースの質がタフに
なるほど真価発揮の
グレイソヴリンの血を
持つ馬が毎年のように
好走しているのでは…
と診ています。

【ポイント2】
愛知杯組、
ターコイズS組の
ポイント

→2016年に愛知杯が
1月施行に移って以降、
この中山牝馬Sでは
「前走で愛知杯or
ターコイズSを走って
きた馬」の台頭が
増えています。

馬券圏好走21頭中、
下記13頭が該当。

16年1着馬　前走愛知杯8着
16年3着馬　前走愛知杯12着
17年2着馬　前走ターコイズ1着
17年3着馬　前走愛知杯3着
18年2着馬　前走ターコイズ2着
18年3着馬　前走愛知杯2着
19年1着馬　前走ターコイズ4着
19年2着馬　前走愛知杯4着
20年1着馬　前走愛知杯4着
20年3着馬　前走ターコイズ2着
21年1着馬　前走愛知杯2着
22年3着馬　前走ターコイズ1着
23年3着馬　前走愛知杯5着

上記のうち、
前走「愛知杯組」の
その愛知杯での着順は
8・12・3・2・4・
4・2・5。

いっぽう
「ターコイズS組」は
1・2・4・2・1。

つまり
前走愛知杯組＝
その愛知杯で
凡走していた馬でも、
中山牝馬Sで
巻き返せています。

しかし、逆に
前走ターコイズS組＝
そのターコイズSで
好走してきた馬しか
中山牝馬Sで好走して
いないのです。

愛知杯は中京施行。
ターコイズSは
今回と同じ中山施行。

ですので
今回と舞台が異なる
愛知杯の凡走馬＝
中山への舞台替わりで
むしろ今回変わり身が
期待可というコト。

しかしターコイズSを
前走で使ってきた馬の
場合、そこで好走が
できなかった馬では
コース適性的に今回も
厳しくなる、という
コトなのでしょう。

【ポイント3】
一杯追いの馬は
狙えない？

→近6年の出走馬の
最終調教の強さ別・
成績を診てください。

馬なり　複勝率22％　5.4.5.49
強め　　複勝率19％　1.2.0.13
一杯　　複勝率 9％　0.0.1.10

このように
一杯追いの馬は
連対ゼロです。
複勝率も最下位。

強く追うとキツい
要素も多くなる
牝馬のレースですし、
まして牝馬重賞が
多いこの時期に強く
追わざるを得ない＝
太目残りや仕上りが
途上の状態では他馬と
比較して、そもそも
厳しくなるのでしょう。