『毎日杯2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「毎日杯」の
穴馬探しを
お届けします。

毎日杯は
3月23日(土)に
阪神芝1800mで
行われる3歳馬の
G3重賞です。

土曜施行ですので
早速、当レースの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
ウッド調教馬が
やたら走るレース

→タイトルどおり。
近10年の最終調教の
「コース別」成績を
診てください。

 

ウッド追い 複勝率34% 9.4.6.37
坂路追い  複勝率21% 1.5.5.42

 

このように、
ウッド追いの馬と
坂路追いの馬で
大きな成績差です。
ウッドが10戦9勝。

ウッド追い=テンは
ゆっくり入ります。
末を速く伸ばします。

そんなウッド追いの
上がり重点ラップが、
毎日杯でよく起こる
上がりの速い流れと
似る点が、当レースで
ウッド追いの馬が凄く
強い要因と診ます。

ウッド追い=この
レースにおける
絶好の予行演習と
なっている、という
ワケです。ともあれ
これほどの成績差。
今年も留意します。

 

 

【ポイント2】
「速い上がり」を
使える馬を狙いたい

→【ポイント1】でも
記したとおり、この
毎日杯は毎年道中が
スローで流れ最後に
加速、速い上がりを
競う展開になりがち。

ちょっと極端な
言い方をすれば、
上がり脚の優劣だけが
勝敗を決します。

しかも、馬群の
前後の幅はあまり
広がらないうえに
直線も長いですから
位置取りはあまり
関係ありません。

よって位置取りに
関係なく、とにかく
直線で速い上がりを
出した馬が、上位に
入線するのです。

実際に、近10年の
馬券圏好走30頭のうち
27頭が、出走馬中で
5位以内の上がり脚を
使った馬でした。
そして位置取りは前・
中・後ろとバラバラ。

また近10年の
好走馬30頭中29頭が
毎日杯以前にすでに
「最速 or 準最速の
上がり時計で勝った」
実績があった馬でした。

 

 

【ポイント3】
距離延長馬が不振

→近10年出走馬の
前走距離別の成績を
診てください。

 

前走から
距離延長 複勝率19% 2.3.1.26
その他  複勝率30% 8.7.9.56

 

このように前走から
距離延長してきた馬=
前走でマイルなどの
距離を使っていた馬の
成績が低調です。

 

 

【ポイント4】
新馬戦、未勝利戦を
経由してきた馬が不振

→近10年の出走全馬の
前走レース別の成績を
診てください。前走で
重賞を使っていた馬が
他を圧倒しています。

 

重賞オープン  複勝率30% 6.4.4.32
1勝クラス   複勝率32% 4.4.5.28
新馬・未勝利戦 複勝率13% 0.2.1.21

 

 

 

【ポイント5】
関東馬のヤル気遠征に
要注意?

→近10年出走馬の
東西所属別・成績を
診てください。この
ように関東馬が奮闘。

 

関東馬 複勝率50% 4.4.1.9
関西馬 複勝率23% 6.6.9.72

 

昨年も関東馬の
ワンツーでした。
一昨年も関東馬が
2着・3でした。

関東にも同じような
クラシック前哨戦が
組まれているのに
あえて(春期間に
クラシックG1が
行われない)関西に
遠征してくる関東馬=
何らかの目的意志が
あって使ってくる、と
いうコト。

そんな関東馬の強い
勝負気配には要注意…
というワケです。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
毎日杯  ポイント3・5 該当馬

【ポイント3/前走から距離延長】 ▼軽視馬として 2頭
  ノーブルロジャー
  ルシフェル

【ポイント5/関東馬】 2頭
  トラジェクトワール
  ニュージーズ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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