『高松宮記念2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「高松宮記念」の
穴馬探しを
お届けします。

高松宮記念は
3月24日(日)に
中京芝1200mで
行われるG1レース。

早速、当レースの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
近年の狙い目は
芝1200m未経験馬?

→とにかく下記を
診てください。

 

14年1着 コパノリチャード
16年3着 ミッキーアイル
19年1着 ミスターメロディ
20年2着 グランアレグリア
21年2着 レシステンシア
21年3着 インディチャンプ
22年2着 ロータスランド

 

これは、近10年の
高松宮記念で馬券に
絡んだ30頭のうち
「高松宮記念が
芝1200m戦に
自身初の出走だった」
馬の顔ぶれです。

このように
好走30頭中、
なんと7頭が
芝1200m未経験馬!

芝1200mの頂点を
決するG1なのに
芝1200m未経験馬が
こんなに好走している
G1なのです。

特に近5年に絞ると
該当馬が5頭も好走。
毎年好走馬の1頭は
1200m未経験馬。
異常です。

前走まで1400m超の
距離で活躍してきた
(1200m戦としては)
スタミナ寄りの馬が
走れるタフなG1とも
言えますし、近年は
1200m戦線のレベルが
低調な点も要因かも
しれません。

 

 

【ポイント2】
ロードカナロア産駒が
穴の使者?

→近5年で診ると
下記4頭の「父が
ロードカナロア」の
馬が好走しました。

 

20年3着 ダイアトニック  4番人気
21年1着 ダノンスマッシュ 2番人気
22年3着 キルロード    17番人気
23年1着 ファストフォース 12番人気

 

上記4頭に1番人気は
無し。しかも近2年は
超・人気薄の伏兵が
激走しています。

タフな要素が数多く
揃う当レースゆえ、
スピードだけで無く
馬力をしっかり備える
この血統が、人気・
実力以上に頑張れて
いるのかもしれません。

 

 

【ポイント3】
今回勝てば
「悲願の初G1制覇」と
なる馬が狙い目?

→近10年の勝ち馬、
10頭すぺてが
この高松宮記念が
中央G1初制覇でした。

その中に「香港の
G1は勝っていた」
馬は2頭いましたが、
中央G1はまだ
勝てていないものの
格以外のポイントで
買い材料の多い馬を
狙う策が有効と言える
レースです。

 

 

?イント4】
しばしば
ダート馬が激走する

→近10年の
好走馬30頭のうち
10頭が高松宮記念の
前までに、ダートの
1600m以下で好走した
実績のある馬でした。

 

14年2着 スノードラゴン   8番人気 7.6.3.10
17年1着 セイウンコウセイ  5番人気 1.3.0.0
17年2着 レッツゴードンキ  2番人気 0.1.0.0
17年3着 レッドファルクス  1番人気 4.1.1.3
18年3着 ナックビーナス   10番人気 1.2.0.1  
19年1着 ミスターメロディ  3番人気 2.2.0.0
19年2着 セイウンコウセイ  12番人気 1.3.0.0
22年1着 ナランフレグ    8番人気 1.1.1.3
22年3着 キルロード     17番人気 1.3.0.3
23年1着 ファストフォース  12番人気 2.0.0.0(地方)

 

いちばん右の度数は、
高松宮記念の前までの
ダート1600m以下での
成績です。

「芝G1」としては
珍しい現象でしょう。
ダート実績馬が
こんなに走っています。
人気薄が多いのも特徴。

新装・中京コース=
急坂が直前前半部に
設けられ馬力&地力が
相当求められるように
なりました。しかも
当レースは前傾ラップと
なるためレースの質は
かなり厳しい。

よってラップ的にも
レースの中身的にも
「ダート短距離戦で
好走してきた」ほどの
タフな資質を持つ
タフなダート実績馬が
結果を出している…と
いうコトなのでしょう

 

 

【ポイント5】
7歳以上の馬は
大苦戦

→昨年こそ大穴の
7歳馬+8歳馬が
激走しましたが
基本的に当レースは
7歳以上のベテランが
ほぼ全滅の状態です。
4歳~6歳は互角。
近10年の馬齢別・
成績を診てください。

 

4歳  複勝率21% 3.3.2.31
5歳  複勝率21% 3.3.3.35
6歳  複勝率21% 2.4.3.35
7歳超 複勝率 8% 2.0.2.49

 

 

【ポイント6】
坂路調教馬が
好況のレース

→外国馬を除く
近10年の連対馬。
全19頭中15頭が
最終調教を坂路で
行った馬でした。

もともと短距離戦=
坂路調教馬が多い
分野ではありますが
平坦だった旧中京の
高松宮記念では
コ-ス調教馬も多く
好走していました。

しかし、2012年から
中京の直線に急坂が
新設されて以降、この
レースで坂路調教馬が
多く好走するように
なっています

 

 

【ポイント7】
良馬場の
高松宮記念における
最大の特徴

→それは「枠」です。
近年で良馬場だった
16・18・19年の
計3年に限った枠別の
成績を診てください。

 

1・2枠 複勝率25% 2.1.0.9
3・4枠 複勝率42% 0.2.3.7
5・6枠 複勝率 8% 1.0.0.11
7・8枠 複勝率 0% 0.0.0.18

 

このように、5枠から
外枠は(1.0.0.29)と
ほぼ全滅の状況です。
あまりに極端。

良の芝=内を通った
馬が有利なことが多い
最近のJRAの芝ですが、
当レースは特に、その
傾向が顕著に出ていると
いうコトなのでしょう。
良なら内有利、道悪なら
外差しも効くシーンを
想定したいところです

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

———–
高松宮記念   ポイント1・2 該当馬

【ポイント1/芝1200m未経験】 6頭
  アサカラキング
  ウインカーネリアン
  グランデマーレ
  シャンパンカラー
  ソーダズリング
  ディヴィーナ

【ポイント2/ロードカナロア産駒】 2頭
  キミワクイーン
  グランデマーレ

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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