「大阪杯」の
穴馬探しを
お届けします。

大阪杯は
3月31日（日）に
阪神芝2000mで
行われる古馬G1。

2017年から
G1に昇格しました。
今年で8年目です。

早速、大阪杯の
ポイントを7つ、
お伝えしましょう。

【ポイント1】
GI昇格後は、
上位人気の関東馬が
苦戦中

→G1昇格後7年の
東西・所属別の成績を
診てください。

関東馬　複勝率 8％　0.1.1.24
関西馬　複勝率25％　7.6.6.56

このように関東馬が
散々ですが、しかも
1～5番人気の人気馬が
下記のように11頭も
いてのヒドい成績です。

17年　サトノクラウン　　　6着　3番人気
18年　ミッキースワロー　　5着　5番人気
19年　ブラストワンピース　6着　1番人気
20年　ダノンキングリー　　3着　1番人気
20年　ブラストワンピース　7着　3番人気
21年　グランアレグリア　　4着　2番人気
21年　サリオス　　　　　　5着　3番人気
22年　ヒシイグアス　　　　4着　5番人気
22年　エフフォーリア　　　9着　1番人気
23年　スターズオンアース　2着　1番人気
23年　ヒシイグアス　　　　7着　4番人気

昨年も1番人気の
スターズオンアースが
2着に敗れました。

もともと
関東馬の参戦が少ない
大阪杯ですが、全国の
記者が予想印を付ける
G1ゆえ、貴重な存在の
関東馬には関東記者の
期待＆忖度込みの重い
印が集まりやすい状況。

しかし、その過剰な
期待値＆高い人気ほど
関東馬は走れていない、
というコトなのです。

【ポイント2】
GI昇格後、
6歳以上の馬が
全然走らなくなった

→GI昇格後、コレも
かなり明確に出ている
傾向。7年の馬齢別・
成績を診てください。

4歳　　複勝率31％　2.3.5.22
5歳　　複勝率26％　5.3.2.28
6歳上　複勝率 3％　0.1.0.30

6歳以上が大不振。
昨年も3・4番人気の
6・7歳馬が沈みました。

G2時の大阪杯では
エアソミュール・
トウカイパラダイス・
エイシンフラッシュ・
トーセンジョ－ダンら
6歳以上のベテランが
よく馬券に絡みましたが
G1昇格後はさっぱり
走らなくなりました。

さすがは、タフな
条件下でのガチンコG1。
能力減退に差し掛かる
6歳以上の馬では厳しく、
速さと活力に溢れる
4～5歳軍に大きく利が
働いているのでしょう。

【ポイント3】
前走大敗馬が
巻き返せていない

→G1昇格後7年の
前走・着順別の成績を
診てください。

3着以内　複勝率23％　4.3.6.43
4～8着　 複勝率17％　3.4.0.35
9着以下　複勝率 7％　0.0.1.13

このように、前走で
9着以下に敗れた馬が
G1大阪杯では、ほぼ
複圏に走れていません。

大阪杯出走馬＝
前走でG2レベルの
レースに出走したり、
今回と同じ小回りでの
重賞に出走してきた
ケースが多いですが、
そこでハッキリと
凡走してきた馬では
実力的に、あるいは
適性的に流石に厳しい、
というコトでしょう。

【ポイント4】
GI昇格後は
牝馬が好調

→G1昇格後7年で
12頭出走（2.3.0.7）。
連対率42％。特に
ココ4年は続けて
連対中です。

【ポイント5】
GI昇格後は
「乗替り」が
ポイントに

→GI昇格後、傾向が
明確に現れている点の
1つがコレでしょう。

前走から騎手が
乗替った馬、
乗替らなかった馬の
成績を診てください。

乗替った馬　　　　複勝率12％　1.2.3.46
乗替らなかった馬　複勝率30％　6.5.4.35

このように
ほぼトリプルスコア。
さすがはG1です。
単純なハナシですが
今回騎手が続けて
乗ってくる馬のほうが
G1でも期待度の馬と
いうコトでしょう。

しかも今年は大阪杯と
ドバイ国際競走の
日程が重なりましたので
その分の乗替りも発生。
なおさら騎手動向に
要注目となります。

【ポイント6】
前走小倉大賞典組は
さすがに苦しい

→GI昇格後7年で
（0.0.1.9）と不調。
GIレベルのレースに
なった事で、直前で
ローカルハンデG3を
使ったような馬では
流石に苦しいという
コトでしょう。

【ポイント7】
できれば
GI好走実績が欲しい

→GI昇格後、7年の
連対馬14頭中101頭が、
すでにGIで馬券圏に
好走した実績を持つ
馬でした。

GIに昇格したため、
好走するにはGI実績が
必要となった、という
分かりやすい話です。

———–
大阪杯　　　ポイント4・5　該当馬

【ポイント4／牝馬】　5頭
　　スタニングローズ
　　ハ－パー
　　ミッキーゴージャス
　　モリア－ナ
　　ルージュエヴァイユ

【ポイント2／今回騎手が乗替らない馬（予定）】　7頭
　　エピファニー　　　　杉原
　　ステラヴェローチェ　酒井
　　ハヤヤッコ　　　　　幸
　　ハ－パー　　　　　　岩田望
　　プラダリア　　　　　池添
　　ベラジオオペラ　　　横山和
　　リカンカブール　　　津村
　　　※除外対象馬のぞく

投稿者プロフィール

シベリアン

高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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