『佐々木大輔騎手の次にブレイクする若手騎手はこの人!』田中洋平

大混戦のマーメイドSは、
デビューから推していた永島まなみ騎手が初重賞制覇!
ようやく!という感じですが、
応援していただけに、やはり嬉しいですね。
おめでとうございます。
さて、今回はそんな永島まなみ騎手ではなく、
マーメイドSで3着だった西塚洸二騎手にフォーカス。
西塚洸二騎手と言えば、
ニュージーランド出身で、
デビュー時に英語であいさつしていたような記憶があります。
2022年デビュー組で、
同期は以下の8名。
佐々木大輔(28勝)
角田大河(13勝)
土田真翔(0勝)
鷲頭虎太(1勝)
今村聖奈(4勝)
川端海翼(4勝)
大久保友雅(ニュージーランドに武者修行中)
小牧加矢太(障害騎手)
佐々木大輔騎手は昨年から大ブレイク中で、
角田大河騎手はもともと騎乗技術に定評がある騎手。
この同期2人と肩を並べるくらい活躍しているのが、
現時点で22勝している西塚洸二騎手なわけです。
2022年 10勝
2023年 15勝
2024年 22勝
デビューした2022年は10勝と、
今村聖奈騎手と角田大河騎手に大きく差を付けられましたが、
今年は前半戦ですでに22勝をマーク。
このまま行けば、50勝くらいは行くかもしれませんね。
デビューからの成績がこちら↓
勝率6% 連対率11% 複勝率16%
単勝回収率78% 複勝回収率74%
パッと見た感じは見習騎手っぽい数字で、
とくに目立つ成績ではありません。
ですが、
勝ち負けできるレベルの馬ということで、
単勝1~19.9倍の馬に絞ってみましょう。
勝率16% 連対率27% 複勝率36%
単勝回収率121% 複勝回収率85%
このようにプラス回収になります。
さらにこの状態で、
年単位で見てみます。
2022年 勝率16% 単勝回収率150%
2023年 勝率15% 単勝回収率120%
2024年 勝率18% 単勝回収率110%
このようにデビューから、ずっとプラス回収。
これはスゴイことだと思います。
隠れた天才の可能性すらありますね。
1~19.9倍 257回
20~99.9倍 258回
100倍以上 287回
しかし現時点では、まだまだ馬質に恵まれない状況。
全体の約3分の1は、
単勝100倍以上の馬に乗っています。
しかし今回マーメードSで、
6番人気の馬で3着に食い込むなど、
関係者に認知され始めれば、馬質もアップするでしょう。
そうなれば、
成績はもっと上昇して、
トップジョッキーの仲間入りをしても、
おかしくありません。
佐々木大輔騎手の次にブレイクしそうな騎手、
西塚洸二騎手に注目しておきましょう。
永島まなみ騎手のデビュー当時の記事がこちら↓
投稿者プロフィール

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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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