『あの高確率騎手は意外と人気を被らないので狙えます』田中洋平

 

今日は川田騎手にフォーカスしようと思います。

 

川田騎手は乗り馬に恵まれていることもあり、

高い確率で馬券に絡む騎手ですよね。

 

成績面だけで言えば、M・デムーロ騎手や戸崎騎手に匹敵します。

 

◆ルメール騎手

勝率23% 連対率38% 複勝率54%

 

◆M・デムーロ騎手

勝率21% 連対率34% 複勝率46%

 

◆戸崎騎手

勝率18% 連対率30% 複勝率41%

 

◆川田騎手

勝率18% 連対率29% 複勝率42%

 

ただやっぱり人気上位になると、

騎手人気したりして、買える(儲かる)ポイントがない印象。

 

ということで、川田騎手の成績を調べてみました。

 

期間は2014~2015年末ころまで。

 

◆芝&ダート

勝率16% 連対率29% 複勝率41%

単勝回収率85% 複勝回収率79%

 

◆芝レース

勝率18% 連対率30% 複勝率43%

単勝回収率93% 複勝回収率83%

 

◆ダートレース

勝率14% 連対率27% 複勝率39%

単勝回収率75% 複勝回収率74%

 

ん?回収率が高く、意外と芝では買えるな~という感じですね。

 

ということで、平均人気と平均着順を比べてみます。

 

◆芝レース

平均4.0番人気 → 平均5.1着

 

◆ダートレース

平均3.8番人気 → 平均5.6着

 

芝の方が人気じゃない馬に乗っているのに、平均着順が高くなっています。

 

芝のレースは得意としていて狙い目と考えることができます。

 

この部分に注目すると、

過剰人気か?調べられるので、参考にしてくださいね。

 

で、川田騎手といえば、派手なアクションで豪快に追うフォームが特徴。

腕っぷしが強く、大型馬を御すことができることでも有名ですよね。

 

なので芝のレース+480kg以上の馬に騎乗した場合は、

 

勝率20% 連対率33% 複勝率45%

単勝回収率107% 複勝回収率89%

 

こんな成績になります。

 

高確率なのに、意外と人気を被らない川田騎手を

これからは注目してみてください。

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。