『日経新春杯の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「日経新春杯」の
穴馬探しをお届けします。

日経新春杯は
1/14(日)に京都で
行われる伝統の一戦です。

昨年はシャケトラを
推奨したものの、雪で順延。
代替開催となりましたので
予想は念のため無効扱いと
しましたが、無難に2着に
好走しました。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えしましょう。

【ポイント1】
トップハンデ馬が低調

→タイトルどうり。
近10年のトップハンデ馬の
成績を診てください。

08年 アドマイヤ 57.0キロ 4着 1番人気
09年 アドマイヤ 57.0キロ 5着 2番人気
10年 サンライズ 57.5キロ 4着 3番人気
10年 インティラ 57.5キロ 11着 6番人気
11年 ローズキン 58.0キロ 3着 1番人気
12年 トゥザグロ 58.5キロ 1着 1番人気
13年 メイショウ 57.5キロ 8着 9番人気
14年 アドマイヤ 56.0キロ 2着 9番人気
14年 ラブイズブ 56.0キロ 8着 3番人気
15年 サトノノブ 58.0キロ 11着 1番人気
16年 サトノノブ 58.0キロ 3着 4番人気
16年 ダコール  58.0キロ 4着 9番人気
17年 ダコール  58.0キロ 13着 10番人気

上記13頭の成績の合計は
(1.1.2.9)。JRAが公式に
「強い馬」と認定した
トップハンデ馬とはとても
思えない、低調な成績です。

このように、日経新春杯=
トップハンデを背負っている
馬を狙いづらいレース。

では、その「裏返し」として
軽ハンデ馬がバンバン走って
いるかといえば…近年は
そんな感じでもありません。

近5年の日経新春杯での
ハンデ別成績を診てください。

57キロ超 複勝率11% 0.0.1.8
56キロ  複勝率50% 1.2.3.6
55キロ  複勝率25% 3.1.0.12
54キロ  複勝率 7% 0.1.0.14
53キロ下 複勝率12% 1.1.1.22

このように「ほどほど」の
56キロを背負った馬が快調。
次いで55キロの馬が続く
構図です。つまり重すぎず
軽すぎずの馬が走っている、
ということ。

当レースに限らず近年の
ハンデ戦は、極端に大きい
ハンデ差がつかない傾向が
強くなっていますので、
「実力で一枚も二枚も劣る
馬が、極端に軽いハンデを
味方に一発快走」する事が
減っています。

ゆえに近年の当レースでは
「実力上位馬が、極端に重い
ハンデ=トップハンデさえ
背負わなければ、普通に
好走できる」ようになって
いるという事なのでしょう。

次項PART2では、その他の
ポイントについて記します。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。