『日経賞の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「日経賞」の穴馬探しを
お届けします。
日経賞は24日(土)に
中山芝2500mで行われる
伝統の長距離重賞です。
さっそく、当レースの
ポイントをご紹介しましょう。
【ポイント1】
トニービン持ちの馬が
よく走る
→タイトルどおり。
たとえスローで流れても
パワーとスタミナが要る
中山芝2500m戦ゆえ、
その両方をしっかり備える
トニービンの血を持つ馬が
よく好走しています。
また、中山芝2500m戦に
抜群の強さを誇る
ステイゴールド系の馬、
父ロベルト系の馬も含めると
2012年以降で下記のとおり
好走馬18頭中11頭が、
いずれかの「血統条件」を
満たす馬。
つまり、毎年馬券に絡む
3頭のうち約2頭は
いずれかの血統の馬、と
いうことになりますので
要チェックです。
12年1着馬
12年2着馬 ◆
12年3着馬 ◆
13年1着馬 ★
13年2着馬 ◆
13年3着馬 ●
14年1着馬 ◆
14年2着馬
14年3着馬
15年1着馬 ◆
15年2着馬 ◆
15年3着馬
16年1着馬 ●
16年2着馬
16年3着馬
17年1着馬
17年2着馬 ★
17年3着馬 ◆
◆ トニービンの血を持つ馬
● 父ロベルト系
★ 父ステイゴールド系
【ポイント2】
「関西馬」の台頭に要注意
→日経賞は、基本的に
春の天皇賞を目指す
「関東馬」のための
ステップレースです。
いっぽう、春天を目指す
「関西馬」には前週に
ステップレースとして
阪神大賞典が用意されて
います。
にもかかわらず、
日経賞では「関西馬」の
好走アベレージが高めです。
近5年の東西所属別成績を
診てください。大きな差が
発生しています。
関西馬 複勝率27% 3.3.3.24
関東馬 複勝率18% 2.2.2.27
いくら力の元値的に関西馬の
力量が上とはいえ「本来は
関東馬のためのレース」で
ある当レースにおけるこの
差のつきかたは、注視する
必要があるでしょう。特に
近年は、この西高東低の
現象がより顕著です。
地元関西でのステップ戦を
距離面&相手関係などから
あえて避け、わざわざ東へ
遠征させて日経賞に出して
くる関西馬=「本気度」が
高い、ということ。それが
そのまま、西高東低のこの
戦績に現れているのだと
思います。
【ポイント3】
前走から「大幅に
距離延長してきた馬」は
苦しい
→タイトルどおり。
前走の距離が「2000m以下」
だった馬が、下記のように
苦戦しています。
◆近10年(阪神開催の2011年を除く)の
当レース出走全馬の
前走「距離別」成績
2000m以下 複勝率 9% 1.0.2.30
2200m 複勝率30% 2.6.2.23
2400m 複勝率26% 3.1.1.14
2500m 複勝率35% 3.3.2.15
2600m超 複勝率15% 1.0.3.22
中距離を使ってきた馬が
いきなりタフな中山の
2500m(しかもかなりの
好メンバーが揃う一戦)に
転じてきても、苦しい面が
あるのでしょう。
【ポイント4】
前走「有馬記念」出走馬は
なかなか崩れない
→上記【ポイント3】と
関連した話になりますが
前走「有馬記念」出走馬は
下記のように、ほぼ崩れず。
格が効くレースと言えます。
昨年も「前走有馬」組の
アドマイヤデウスが
6番人気3着に快走しました。
◆近10年(阪神開催の2011年を除く)の
当レース出走全馬の
前走「レース別」成績
有馬記念 複勝率57% 3.3.2.6
日経新春杯 複勝率38% 2.0.1.5
AJCC 複勝率30% 2.2.2.14
京都記念 複勝率36% 0.4.0.7
ダイヤモンド 複勝率18% 1.0.2.14
中山記念 複勝率13% 0.0.1.7
また、上記の各レースは
「施行時期が早いレース」
から順に並べていますが、
前走からのレース間隔が
長いほうが成績が良い事も
分かります。
以上4点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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