『今年のG1戦線で活躍する馬を見つける方法とは?』田中洋平

 

競馬には1戦1勝馬は勝てない

というようなジンクスがたくさんあります。

 

他には牝馬の優勝は過去20年間でゼロというような、

達成されない条件がジンクスとなりますよね。

 

このジンクスを打ち破るシーンは度々ありますが、

これを見るたびに、

私は1996年のダービーを思い出します。

 

それはキャリア2戦の馬は、

ダービーでは出番なしという記事を見つけて、

私は一番最初にキャリア2戦のフサイチコンコルドを切りました。

 

実績がないのに来るはずがないと。

 

しかし結果は、そのフサイチコンコルドが1着。

 

20年前のことですが、

今でもハッキリと憶えています。

 

ジンクスがあっさり破られたことが、

私はよっぽどショックだったんでしょうね。

 

ジンクスというのはいつか破られるものですが、

今日はそれに近い感じの面白いデータを見つけたので紹介します。

 

・条件1

芝のデビュー戦を勝利(新馬、未勝利戦)

逃げ、先行して、上がり1~2位

 

・条件2

1戦1勝で迎えた2戦目のレースを勝利(芝のみ)

逃げ、先行して、上がり1~2位

 

この2つの条件をクリアした馬は、

 

3戦目で、

勝率27% 連対率645 複勝率68%

単勝回収率113% 複勝回収率95%

 

このように強烈な2戦2勝馬になります。

 

ただデビューから2戦とも取りこぼしなく、

そして前に行けて、速い上がりを使えるという馬は、

なかなか出現しないレアケースです。

 

最近ですと、

 

・現6歳世代

レオパルディナ

エフェクト

ライトファンタジア

アルビアーノ(NHKマイル2着 高松宮記念3着)

 

・現5歳世代

メジャーエンブレム(阪神JF1着 NHKマイル1着)

ブラックスピネル(東京新聞杯1着 京都金杯2着)

アドマイヤエイカン

エアスピネル(朝日杯FS2着 菊花賞3着)

 

・現4歳世代

マイネルバールマン

ワンダープチュック

レーヌミノル(桜花賞1着 阪神JF3着)

モンドキャンノ(朝日杯FS2着)

ソウルスターリング(阪神JF1着 オークス1着)

アエロリット(NHKマイル1着 クイーンS1着)

ファンディーナ

タガノアスワド

 

・現3歳世代

ルッジェーロ

ステルヴィオ(朝日杯FS2着)

タイセイプライド

フロンティア

ラッキーライラック(阪神JF1着)

グローリーヴェイズ

 

このような馬たちが該当します。

 

名前を見ると、知っている馬ばかりですよね。

 

とくにこのパターンの馬が、

朝日杯FSと阪神JFに出走してくると要注意ですし、

桜花賞、NHKマイルCくらいまでは、

高確率で馬券に絡んでくるので、徹底マークしておきましょう。

 

現3歳世代は上記6頭が該当しますが、

この条件をクリアした新星が現れる可能性もあります。

 

・芝のレースで2戦2勝

・どちらも逃げ、先行して上がり1~2位

 

この条件をクリアした馬は覚えておきましょう。

 

将来有望の馬ですし、馬券的にも貢献してくれるはずです。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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