『過剰人気!藤田菜七子騎手の儲けどころ!』田中洋平

 

G1騎乗が可能となる通算31勝だったり、

エージェントの辞任?など、

注目度の高い藤田菜七子騎手。

 

騎乗しているレースを観ていると、

ん?と過剰に人気している騎乗馬も多いですよね。

 

これまでJRAにいなかった

特殊な立ち位置なので、ファンも応援したくなる。

 

これが過剰人気になる原因でしょう。

 

競馬最強の法則のインタビューで、

飲みに誘ってもあっさり断られると

松岡騎手が答えています。

 

また同じ根本厩舎で兄弟子の丸山騎手も、

まさかで断られたようです。

 

大手芸能プロのホリプロに所属しているので、

その辺りは徹底的にガードしているのか、

過去に飲酒疑惑で騎乗停止?になったこともあるので、

スキャンダルになりそうなことは、過敏に気を付けているのかもしれません。

 

アイドル的存在で集客力もありますからね。

 

注目度が高いと、何かと大変です。

 

で、2017年から先週までの藤田菜七子騎手の成績を見てみると、

 

勝率4% 連対率8% 複勝率11%

単勝回収率37% 複勝回収率44%

 

と回収率がヤバいことになっています。

 

単勝オッズ4倍の馬に10回騎乗して、

そのうち3回勝利すれば、

 

400円×3=1200円

 

投資金は1000円なので、

回収率120%になる計算ですが、

これが普通の騎手であれば、

単勝オッズ4倍の馬に10回騎乗して2勝。

 

400円×2=800円

 

単勝回収率80%と標準の成績になるわけです。

 

それが藤田菜七子騎手の場合は1勝しかできていない。

 

400円×1=400円

 

回収率40%ということですね。

 

どういうことか?というと、

本来は単勝4倍になる実力のない馬でも、

菜七子人気で過剰に人気してしまう。

 

でも実力がないから凡走が多くなる。

 

普通なら2回勝てるオッズの馬でも、

藤田菜七子騎手の場合は1回しか勝てない。

 

まさに過剰人気というやつです。

これはアイドル的存在なので、宿命ですね。

 

仕方ありません。

 

では藤田菜七子騎手の狙いどころはないのか?

 

と言うと、実はあります。

 

今はトップ騎手が騎乗していますが、

ビックリシタナモーは藤田菜七子騎手の騎乗で覚醒。

 

ダート戦で後方から一気に追い込むスタイルで、

現在は準オープンで活躍しています。

 

その頃から藤田菜七子騎手が猛烈に追い込むシーンを

よく目にするようになりました。

 

ということで、

 

・今走ダート

・前走ダート

・前走1~3着

・前走上がり3ハロン1~2位

 

この4つの条件を満たした馬に騎乗すると、

 

勝率32% 連対率37% 複勝率37%

単勝回収率180% 複勝回収率94%

 

このような成績になります。

 

前走ダート戦で追い込んで上位に入った馬に騎乗すると、

今回もしっかりと脚を伸ばしてくる。

 

ということですね。

これが藤田菜七子騎手の現在の得意パータンなのでしょう。

 

上記パターンに当てはまった場合は、

積極的に狙ってみてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。