『エルムSの穴馬探し予想PART1』シベリアン
「エルムS」の
穴馬探しをお届けします。
エルムSは
8月12日(日)に
札幌ダート1700mで
行われるG3重賞です。
早速、エルムSの
ポイントをお伝えしましょう。
【ポイント1】
ダート重賞なのに
「父サンデー系」が強い
→エルムSの最大の特徴は
コレでしょう。近5年の
当レース好走馬15頭の
「父系」を診てください。
12年1着馬 ☆
12年2着馬 ☆
12年3着馬 ★
14年1着馬 ☆
14年2着馬 ☆
14年3着馬 ★
15年1着馬 ☆
15年2着馬 ☆
15年3着馬 ☆
16年1着馬 ★
16年2着馬 ☆
16年3着馬 ★
17年1着馬 ☆
17年2着馬 ★
17年3着馬 ★
☆ 父 サンデー系
★ 父 非サンデー系
13年は函館施行のため除く
15頭中9頭が父サンデー系。
これが芝の重賞ならまったく
驚きませんがダート重賞だけに
その「多さ」にかなり違和感を
感じます。
ダート重賞=タフなペースで
流れることが多い(そのため
実力下位馬が振り落とされ、
実力馬同士で堅く決着する
ことが多い)ものですが
エルムSは、ダート重賞の
ワリには淡々と流れ、各馬が
そのままゴールへ雪崩れ込む
単調な展開の年が多め。
そんな軽めの質のレースに
なりがちなうえに、休明けの
馬も多く出てくることから、
まさにそういったレースに
強い父サンデー系の馬が
ダートのワリに走れている…
ということだと診ています。
【ポイント2】
逃げ先行馬が非常に強い
→近10年の当レース出走馬の
脚質別・成績を診てください。
(09年は新潟施行、13年は
函館施行のため除く)
逃げ 0.0.5.3 複勝率63%
先行 5.8.1.8 複勝率63%
差し追込 0.0.2.66 複勝率 3%
マクリ 3.0.0.0 複勝率100%
これほど極端な傾向が出る
ことはなかなかありません。
2014~2017年だけ診ても、
馬券圏好走12頭のうち11頭が
3角地点で既に4番手以内に
つけていた馬でした。
札幌のダート1700mは
直線が短いコース形態&
淡々と平均的に流れる
ラップ構成になりやすい。
しかも、ペースのワリに
後続勢も前の馬と一緒に
バテるため必然的に前が
残り、直線だけで後方から
差し追込がキマる展開は
滅多に現れません。
ただ、札幌ダートは
コーナー角度が大きいため
外からマクリ上がることは
できます。
とはいっても、小回りで
直線も短いですから
「かなり早めから仕掛ける
マクリ」でないとゴールに
間に合いません。よって
「早めからマクれそうな
機動力に優れた馬」が
出走していれば、一応は
要マークとなります。
【ポイント3】
前走「地方重賞組」に注目?
→近10年の当レースで
前走「地方重賞組」出走馬が
(2.4.3.11)複勝率45%と
堅調。
この好走馬9頭のうち
(大回りコースの)大井の
帝王賞を使ってきた馬は
1頭だけですから、直近で
小回りトラックを走って
きた履歴が、同じ小回りの
当レースで活きやすいのかも
しれません。
【ポイント4】
リピーターレース
→当レースは独特の展開に
なるためか、いわゆる
リピーター馬の活躍が
多いのが特徴です。
オーロマイスター、
クリールパッション、
エーシンモアオバー、
ローマンレジェンド、
クリノスターオーらが
このレースで2度以上、
馬券圏に好走しています。
今年は、船橋に移籍した
2016年覇者リッカルドが
登場。リピーター馬ですが
馬自身の「状況」は変わって
います。ココをどう読むかも
ポイントになりそうです。
以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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