『フェブラリーステークスで藤田菜七子騎手のG1初騎乗が実現しそう』田中洋平

フェブラリーステークスで、
藤田菜七子騎手のG1初騎乗が実現しそうですね。
注目の騎乗馬は、
根岸ステークスを快勝したコパノキッキング。
オーナーはDr.コパこと小林祥晃氏で、
この馬を管理しているのは村山明調教師です。
この2人のコンビは、コパノリッキーが有名ですよね。
そこで村山明師の成績を調べてみましょう。
◆村山明調教師(2016~2018年)
芝の場合
勝率2% 連対率4% 複勝率7%
単勝回収率31% 複勝回収率25%
ダートの場合
勝率8% 連対率15% 複勝率22%
単勝回収率76% 複勝回収率74%
このように、ダートでの活躍馬が圧倒的に多い。
さらにダート戦で1番人気に推されると、
勝率38% 連対率69% 複勝率76%
単勝回収率88% 複勝回収率98%
このように強烈な成績になります。
また小林祥晃氏×村山明師×ダート戦だと、
勝率17% 連対率27% 複勝率36%
単勝回収率143% 複勝回収率91%
と2番人気と同じ程度の成績で、妙味たっぷりですね。
ちなみに小林祥晃氏×藤田菜七子騎手×ダート戦だと、
勝率15% 連対率27% 複勝率27%
単勝回収率150% 複勝回収率70%
こちらも単勝がプラス回収。
風水パワーのおかげでしょうか。
かなり前から菜七子騎手をG1に乗せてあげたい、
と言っていた小林祥晃オーナーですが、
コパノキッキングが優先出走権を取ったことで確定のようです。
G1初騎乗でイキナリ勝利なんてことは、
都合の良い考えかと思いますが、実現すればドラマチック。
ということで、
根岸ステークスの勝利馬が、
フェブラリーステークスで活躍できているのか?を調べてみましょう。
08年 ワイルドワンダー 3着
09年 フェラーリピサ 5着
10年 グロリアスノア 5着
11年 セイクリムズン 14着
12年 シルクフォーチュン 2着
14年 ゴールスキー 10着
16年 モーニン 1着
17年 カフジテイク 3着
勝率13% 連対率25% 複勝率50%
単勝回収率63% 複勝回収率143%
過去10年のデータだと、上記のような成績です。
根岸ステークスの勝利から、
フェブラリーステークスを連勝したのは、
最近では2016年のモーニンだけ。
でも馬券圏内であれば4頭が3着以内に入っていて、
複勝率は50%あります。
いきなり馬券に絡む活躍なら、可能性がありそう。
しかし、コパノキッキングはパドックで
気の若さを見せてチャカチャカしていましたし、
距離に課題があるような話しもあります。
またG1初騎乗となると、
藤田菜七子騎手もさすがに緊張するでしょうね。
ここでイキナリ結果を残すようなら、これは本物。
将来が、ますます楽しみになります。
今からフェブラリーステークスが待ち遠しいですね。
投稿者プロフィール

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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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