『安定する馬券術か?はここを見て判断しましょう』田中洋平

今日は馬券術とTARGETについて、

役に立つことをお話しようと思います。

 

突然ですが「単適回値」というのをご存知ですか?

 

TARGETをお使いの方なら、

何となく見たことがあるような、ないような・・・

という感じかと思います。

 

「単適回値」のソフト上に表示される略称で、

正規名称は「単勝適正回収値」というもの。

 

 

↑この場所に表示されています。

 

で、これはどういったものか?ということですが、

通常の回収率(回収値)は、100円ベタ買いで計算します。

 

15倍の配当 ⇒ 100円×10回 ⇒ 回収率150%

 

こんな感じです。

 

ですが「単勝適正回収値」というのは、

毎回1万円の払い戻しになるように、

購入する馬券の金額を調整した場合の回収値なのです。

 

ん?

 

となりますよね。

 

つまり単勝2倍の馬券を5000円分買っても、

単勝100倍の馬券を5000円分を買う人は少ないと思います。

 

だから単勝2倍は5000円分、

単勝100倍の馬券は100円分買ったという計算をしましょう!

 

ということなんですよね。

 

じゃあ、この数値を見て何が分かるのか?なんですが、

一発の万馬券でプラス回収に持って行っているか?が分かります。

 

1月 0%

2月 0%

3月 0%

4月 0%

5月 0%

6月 0%

7月 0%

8月 0%

9月 1400%

10月 0%

11月 0%

12月 0%

 

たまに見かけますが、こんな馬券術の場合、

「単勝適正回収値」が低い数値になります。

 

だから自分で馬券術を作っていて

『やった!回収率が100%を超えた!』

でも単勝適正回収値が100以下になっている・・・

 

こんな場合は、成績にムラがあることが多いので、

オッズ面などを少し調べてみる必要があると思います。

 

単勝回収率が100%を超えている事を前提にですが、

 

単勝適正回収値100以上 ⇒ 文句なし

単勝適正回収値90台 ⇒ ま~いいんじゃないかな

単勝適正回収値80台 ⇒ う~ん、ちょっと確認したほうが

単勝適正回収値70台 ⇒ これはダメっぽいな

 

こんな感じで馬券術の安定度判断に使えます。

 

ぜひ馬券術作りの参考にしてください。

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。