『凱旋門賞2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「凱旋門賞」の
穴馬探しをお届けします。

凱旋門賞は
10月6日(日)の
日本時間23時5分に
発走する、説明不要の
国際G1レースです。

今年は日本から3頭の
チャレンジャーが出走。
絶対王者エネイブルに
挑みます。

もちろん今年も、馬券が
A-PATで購入できます。
今年で4年目になります。
グリーンチャンネルでの
無料生中継もあります。

早速、凱旋門賞の
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
ダンチヒ vs サドラ-

→近5年の当レースで
馬券圏に好走した15頭の
血統を診てください。

なお、ロンシャン開催で
なかった16・17年は
除きます。

サドラ-系=▼、
ダンチヒ系=★、
その他の
ノーザンダンサー系=■。
ミスプロ系=□。
その他の大系統=※。

12年1着馬 父▼ 母父※
12年2着馬 父※ 母父※
12年3着馬 父※ 母父■
————
13年1着馬 父▼ 母父★
13年2着馬 父※ 母父※
13年3着馬 父▼ 母父■
————
14年1着馬 父▼ 母父★
14年2着馬 父★ 母父▼
14年3着馬 父★ 母父▼
————
15年1着馬 父★ 母父■
15年2着馬 父★ 母父▼
15年3着馬 父□ 母父□
————
18年1着馬 父▼ 母父▼
18年1着馬 父★ 母父■
18年1着馬 父★ 母父□

▼印のサドラ-系と
★印のダンチヒ系が
2大勢力です。いずれも
ノーザンダンサー系。

完全に、ダンチヒ vs
サドラ-の様相ですが
■印の馬も加えれば年々、
ノーザンダンサー系の
好走割合が増えている、
とも言えます。

要は、そういった鈍重な
血筋の馬が依然として…
いや、依然にも増して
台頭しやすいロンシャンの
馬場&当レースの質ゆえ、
軽快な血統組成の馬が多い
日本馬では、どうしても
苦戦してしまうワケです。

しかも、上記15頭中、
父がノーザンダンサー系で
なかった馬=父が□印 or
※印だった4頭の人気順は
1・6・1・2(現地オッズ)。

つまり、父が
ノーザンダンサー系でない
馬は『穴もあけないうえに
好走しない』というコト。

血統適性は薄いものの
(人気に推されるような)
実力的に上位の馬たちが
「能力一本」でなんとか
好走している、という
ことなのでしょう。

凱旋門賞で妙味を求めるなら
ノーザンダンサー系の
人気が薄めの馬に注目です。

【ポイント2】
牝馬の天下

→凱旋門賞の近10年の
性別成績を診てください。
圧倒的に牝馬が優勢。
ダブルスコアです。

牡馬 複勝率13% 3.8.7.117
牝馬 複勝率27% 7.2.3.32

昨年も牝馬のワンツー。
タフな馬場&レースで
しかも2400mですから
本当は牝馬にとっては
厳しいハズなのですが
近年の牝馬全体の実力の
レベルアップに加え、
古馬の牡馬が59.5キロの
酷量を背負わされる事も
大きな要因なのでしょう。

【ポイント3】
勝ち切る事が多い
3歳馬

→近10年の凱旋門賞の
馬齢別・成績を診て
ください。3・4歳馬が
3歳断然有利、という
ほどではありません。

3歳  複勝率18% 6.2.6.62
4歳  複勝率19% 4.5.3.52
5歳  複勝率10% 0.2.1.26
6歳超 複勝率10% 0.1.0.9

とはいえ、全96回の
凱旋門賞の歴史で
59勝をマークして
いるのが3歳馬。
近10年でも6勝を
挙げていますし、
「勝ち切る」という
意味では3歳馬に
要注目と言えましょう。

3歳馬が「勝ち切る」
要因として頭に入れて
おきたいのは、斤量利が
大きい点は勿論ですが
それ以上に、欧州の強い
古馬が凱旋門賞に出ない
ケースが結構多い事です。

日本では世界最高峰の
G1と言われているのに
なぜ?と思われるかも
しれませんが、欧州では
日本ほど凱旋門賞絶対の
ムードではないという事。
極端な言い方をすれば、
ムリに凱旋門賞に出て
負けるなら、強敵不在・
メンバーが薄めの他の
レースに出走して馬柱に
なるべくキズが付かない
ようにしようとするのが
欧州古馬の傾向です。

ですから、このレースで
古馬を狙う時は実力面の
吟味が必要になる、とも
言えます。

【ポイント4】
地元フランス馬よりも
強い?イギリスの馬

→タイトルどおり。
近5年の凱旋門賞で
「イギリス調教馬」が
(3.1.2.7)と大健闘。
複勝率は46%です。

3勝中2勝はエネイブルが
挙げたものですが(笑)
その2勝ぶんを除いても
(1.1.2.7)ですから
それでも複勝率36%。
地元フランス調教馬の
(1.3.2.40)同13%を
大きく上回ります。

個人的にはエネイブルは
もちろん、それ以外の
イギリス調教馬にも
注目したいと思っています。

【ポイント5】
「前走着順」の
驚異の法則?

→近10年の凱旋門賞で
好走した30頭を、
前走の「着順」別で
分けると下記のとおり。

前走1~3着    27頭
前走G1で4~7着   3頭

日本にも全世界にも
色々なG1レースが
存在しますが、出走馬を
前走着順別で分けた際に
ここまでスッキリ(?)
分かれるレースも恐らく
珍しいでしょう。

とはいえ今年の出走馬の
大半が前走1~3着では
ありますが…。

【ポイント6】
日本馬に
期待するなら…

→凱旋門賞で馬券圏内に
好走した日本馬は4頭。
(06年ディープは失格)

この4頭には「共通項」が
あります。下記を診て
ください。

99年 エルコンドルパ 2着 前走フォワ賞1着
10年 ナカヤマフェス 2着 前走フォワ賞2着
12年 オルフェ-ヴル 2着 前走フォワ賞1着
13年 オルフェ-ヴル 2着 前走フォワ賞1着

このように4頭すべて
前哨戦「フォワ賞」を
使われていたのです。

近年は、フォワ賞などの
現地前哨戦を使わずに
凱旋門賞へ挑む日本馬も
増えましたが、やはり
ひと叩き文化がまだ根強い
日本馬だからか、あるいは
現地のレースでコースを
試走しておく事がすごく
大切なのか、日本馬は
「フォワ賞経由馬」しか
凱旋門賞で好走できて
いません。

今は日本でもぶっつけで
GIを勝てる時代だから
この点は気にしない、と
診るのか? 逆に、海外の
レースゆえ現地での試走が
やはり大切と診るのか?
日本馬の取捨の、大きな
ポイントとなるでしょう。

以上6点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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