『ファンタジーステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ファンタジーS」の
穴馬探しをお届けします。

ファンタジーSは
11月2日（土）に
京都芝1400mで行われる
2歳牝馬限定の重賞です。

土曜施行のレースですので
早速、このレースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
京都の芝は
今週からBコースに

→先週まではAコースで
行われた京都の芝ですが
今週末からはBコースに
替わります。

東京は先週からBコースに
替わりましたが、すると
内々を前で進めた馬、
内から差した馬が多く
台頭するようになりました。

ただ、京都はちょっと
状況が違います。東京より
馬場の内が大きく荒れて
いますし、先週までの
Aコース施行の段階で
外差しが効いていました。
今週からBコースに
替わっても内の荒れた
部分はあまり覆われない
感じですし、昨年も
AコースからBコースに
替わっても引き続き
差し馬が数多く台頭し、
内が有利になる現象は
全く現れませんでした。

京都の場合はBコースに
替わっても、差し優勢の
傾向はあまり変わらない
可能性が高いのでは…と
診ています。

【ポイント2】
「馬ナリ」調教馬を
狙え！

→当レースの隠れたキモ。
近5年の当レースで
馬券圏に好走した15頭の
最終追い切りの「強さ」を
診てください。

14年1着馬　馬ナリ
14年2着馬　末一杯
14年3着馬　強め
15年1着馬　馬ナリ
15年2着馬　一杯
15年3着馬　馬ナリ
16年1着馬　馬ナリ
16年2着馬　強め
16年3着馬　馬ナリ
17年1着馬　馬ナリ
17年2着馬　追い切りナシ
17年3着馬　馬ナリ
18年1着馬　馬ナリ
18年2着馬　馬ナリ
18年3着馬　馬ナリ

このとおり「馬ナリ」の
ソフト調教だった馬が
15頭中10頭を占めます。

さらに一昨年の2着馬に
至っては「調教ナシ」で
出走した馬でした。

ですので、その馬を
含めると15頭中11頭が
「強く調教しなかった馬」
というコトになります。

昨年も、馬ナリ調教馬の
ワンツースリー。
（1・4・6番人気）

強め＆一杯に追っていた
2・3・5番人気の3頭は
馬券に絡めませんでした。

まだ何かと安定しない
2歳牝馬ゆえ、直前は
ソフトに済ませるほうが
レースで走れるのかも
しれませんし、この
時期に目一杯に追わねば
ならないほど仕上がって
いない状況では、完成度と
スピードを競う当レースで
どうしても厳しくなると
いう事かもしれません。

【ポイント3】
「距離短縮馬」が強い

→これもまた当レースの
キモです。近10年の
出走馬の「前走からの
距離延長／短縮別」の
成績は下記のとおり。

前走から距離短縮　複勝率40％　5.5.2.18
前走と同距離　　　複勝率14％　1.5.4.60
前走から距離延長　複勝率19％　4.0.4.34

このように、前走から
距離を短縮してきた馬の
成績が非常に優秀です。

まだ実戦経験の少ない
2歳牝馬のレースですから
マイルなど長めの距離を
直近で経験してきた馬の
ほうが、ファンタジーSの
ラクではない流れに、
スンナリ対応できる面が
あるのかもしれません。

【ポイント4】
とはいえ、血統的には
早熟スピード筋が狙い目