『武蔵野ステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「武蔵野S」の
穴馬探しをお届けします。
武蔵野Sは
11月9日(土)に
東京ダート1600mで
行われるG3重賞です。
G1チャンピオンズCへの
ステップレース。
土曜施行ですので
早速、このレースの
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
父サンデー系が不振
→当レースのキモです。
近10年の当レースで
なんと(1.2.2.41)、
複勝率たった11%。
その一方、近10年で
父ミスプロ系が6勝。
しかも馬券に絡んだ
30頭のうち12頭が
父ミスプロ系でした。
スピード持続戦に
なりやすい当レースゆえ、
そのような流れを
苦手とする馬が多い
父サンデー系が苦しみ、
逆に得意な馬が多い
父ミスプロ系の馬が
活躍しているのでしょう。
とても分かりやすい話。
昨年は1着・3着を
サンデー系が占めましたが
1・2番人気馬でした。
【ポイント2】
関西馬が関東馬を
圧倒中
→タイトルどおり。
ダートのオープンは
長きにわたって「関西>
関東」の構図が続いて
いますが、当レースも
例外ではありません。
近10年の当レースの
東西所属別・成績を
診てください。関西馬が
断然優勢。ここ2年は
関西馬ワンツースリー。
関東 複勝率 8% 2.0.1.37
関西 複勝率23% 8.10.9.91
京都で「みやこS」が
組まれているにも
かかわらず、わざわざ
手間ヒマかけて東京へ
輸送してくる関西馬=
それだけ勝負掛かりと
いう事なのでしょう。
【ポイント3】
前走「G1南部杯」組の
信頼度が低い
→南部杯=交流重賞とは
いえ「G1」です。しかも
今回とまったく同条件の、
左回りダートのマイル。
ですので前走で南部杯を
使っていた馬はココでも
信用したくなりますが、
じつは近10年の当レースで
前走「南部杯」出走馬は
通算(0.3.0.13)と全く
振るいません。
一昨年も唯一の該当馬・
カフジテイクが、5着に
負けました(2番人気)。
昨年も、唯一の該当馬・
メイショウウタゲが10着に
負けました(8番人気)。
同じ「左回りマイル重賞」
とはいえ南部杯=ヌルい
ペースで先行馬がそのまま
雪崩れ込むだけのレース。
しかも、中央馬の出走は
6~7頭であとはレベルが
大きく落ちる地方馬。
武蔵野Sとはレースの質・
レベルがあまりに大きく
異なります。そのため
南部杯組が当レースで
結果を出せないのでしょう。
今年は南部杯の勝ち馬が
参戦してくる予定です。
果たしてどうでしょうか。
【ポイント4】
3歳優勢のレースでは
あるが、今年は…
→近10年の出走全馬の
馬齢別成績を診てください。
3歳 複勝率36% 4.3.3.18
4歳 複勝率14% 1.1.2.24
5歳 複勝率20% 3.3.2.32
6歳 複勝率20% 1.3.2.24
7歳 複勝率 6% 1.0.1.30
このように3歳優勢。
今の時期「収得賞金を
十分に持っていて、
実力的にもまだ戦える
ベテランの馬」は、
JBC・みやこSに向かう
ケースが多めです。
そのため、武蔵野Sに
出走するベテラン馬の
顔ぶれは、どうしても
一枚落ちになりがち。
逆に、将来性・素質は
備えているものの賞金の
積上げが不十分なため
(JBCなど)希望の
レースに出走できない
若い馬が、武蔵野Sに
毎年多く回ってきます。
ですので、武蔵野Sは
そもそもレベルが
「若い馬>ベテラン馬」と
なっているケースが多く
自ずと戦績でも3歳優勢の
現象が出るのでしょう。
ただ再三お伝えしている
とおり今のダート重賞は
「現4歳世代」の活躍が
目立ちます。この点も
今年は鑑みる必要は
あるでしょう。
以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール

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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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