『中山大障害2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「中山大障害」の
穴馬探しをお届けします。

中山大障害は
12月21日(土)に
行われる、年に2度の
障害G1レースです。

障害界の絶対王者だった
オジュウチョウサンが
平地レースに転戦中。
大障害戦線は混沌として
います。

なお、冬の大障害は
日照時間の関係で
メーンレースではなく
10Rで行われますので
ご注意ください。

早速、当レースの傾向を
お伝えしましょう。

【ポイント1】
「中山障害」連対実積が
ポイントになるレース

→とても単純な話ですが
とても大切な話ですので
毎年お伝えしています。
今年もこのテーマから。

近5年に好走した15頭の
それまでの中山障害での
成績を診てください。

14年1着 レッド 1.0.0.0
14年2着 アポロ 4.0.1.0
14年3着 サンレ 2.1.0.6
15年1着 アップ 1.1.0.0
15年2着 エイコ 0.0.0.0
15年3着 サナシ 1.0.0.0
16年1着 オジュ 1.2.0.2
16年2着 アップ 2.1.0.0
16年3着 ルペー 0.0.0.1
17年1着 オジュ 3.2.0.2
17年2着 アップ 2.2.1.0
17年3着 ルペー 1.0.1.1
18年1着 ニホン 2.1.1.0
18年2着 タイセ 1.0.0.1
18年3着 マイネ 2.1.0.2

このように全15頭のうち
『それまでに中山障害で
連対経験が無かった馬』は
わずか2頭だけ。

つまり、中山大障害で
好走するためにはまずは
中山の障害(大障害戦で
なくても可)で連対した
実積が必須となっている
ワケです。

たとえば一昨年も
中山障害で好走した事が
一度もなかった4番人気・
マイネルフィエスタが
7着に完敗しています。

その前の年も中山障害で
好走した実績が皆無だった
6・7番人気馬が圏外に
大敗しています。

このように
「中山障害」での実績=
絶対にバカにできない
ファクターなのです。

高低差大のバンケットを
下って上る、特殊性が
非常に強い中山の障害。
大障害ではない普通の
障害戦でもバンケットを
通ってきます。

ゆえにそんな特殊舞台・
中山で好走した経験の
「有無」がストレートに
大障害の結果にも響いて
いるのでしょう。しかも
ロングランゆえ坂を何度も
上り下りしてくるタフな
大障害ですから尚更です。

【ポイント2】
基本的には
全然荒れないレース

→近10年の人気順別の
成績を診てください。
これほど「上位人気」の
馬が崩れていないG1は
数あるG1レースの中でも
さすがに珍しい。何せ、
近10年で6番人気以下の
穴馬がたったの4頭しか
馬券に絡んでいません。

1~5番人気  複勝率52% 9.9.8.24
6番人気以下 複勝率 5% 1.1.2.79

【ポイント3】
近年は特に関西馬が
優勢

→近10年の当レースの
東西所属別成績を診て
ください。関西馬優勢。

関西馬 5.8.7.57 複勝率26%
関東馬 5.2.3.46 複勝率18%

昨年も関西馬が3着までを
独占しましたが、じつは
王者オジュウチョウサンを
除くと、近4年の好走馬は
すべて関西馬です。

【ポイント4】
「イルミネーションJS組」には
好走条件アリ

→近10年の好走馬30頭の
うち下記10頭が、前走で
イルミネーションJSを
使っていた馬でしたが
うち9頭が、そのレースで
3着以内に走っていました。

09年3着 オープン イルミネーションJSで8着
10年3着 マイネル イルミネーションJSで2着
11年1着 マジェス イルミネーションJSで2着
11年2着 ディアマ イルミネーションJSで1着
12年3着 マジェス イルミネーションJSで1着
13年2着 ハッピー イルミネーションJSで3着
13年3着 メイショ イルミネーションJSで1着
14年1着 レッドキ イルミネーションJSで1着
15年3着 サナシオ イルミネーションJSで1着
18年3着 マイネル イルミネーションJSで2着

今開催の開幕週に行われる
イルミネーションJS=
メンバーレベルがさほど
高くない前哨戦ですから、
その段階で4着以下に沈んで
いるような馬では大障害は
到底無理なのでしょう。

【ポイント5】
「京都JS組」は苦しい

→近10年出走馬のうち
前走「京都JS」出走馬の
成績が(0.1.1.15)、
複勝率12%と低調です。

イルミネーションJS同様、
京都JSはレースレベルが
あまり高くないうえに、
中山とコースの性質が
真逆と言える京都の障害で
行われるレースですので、
京都JSで直前に好走した
履歴はアテにしづらい、と
いうことなのでしょう。

【ポイント6】
中山の障害戦で
今季好調なジョッキーは?

→最後に、
「中山の障害戦」に
限った騎手リーディング、
トップ10をご紹介して
おきます。

今年1年の複勝率順です。
騎乗数5以上の騎手に
限ります。

森   複勝率71% 1.3.1.2
金子  複勝率60% 0.4.2.4
石神  複勝率42% 3.1.1.7
江田勇 複勝率40% 2.0.0.3
五十嵐 複勝率38% 2.1.2.8
山本  複勝率29% 0.1.1.5
草野  複勝率29% 1.0.1.5
大江原 複勝率22% 0.0.2.7
平沢  複勝率20% 0.0.1.4
難波  複勝率17% 0.0.1.5

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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