『フローラS 2017の穴馬探しPART1』シベリアン

「フローラS」の
穴馬探しをお届けします。

 次週からは、春の
東京&京都競馬が開幕。

フローラSは4月23日(日)に
東京の芝2000mで行われる、
 「オークストライアル」です。

さっそく、当レースの
 ポイントをお伝えしましょう。

 【ポイント1】
 「前走距離」を要チェック

→フローラSは、前走で
2000mより短めの距離を
使ってきた馬の出走も多い
 レースですが、じつは
前走で「マイル以下」の
距離を使ってきた馬が
 あまり好走できません。

 近10年の「前走距離別」の
成績を診てください。

 前走2000m超 2.3.4.47 複勝率20%
 前走1800m  7.6.4.54 複勝率24%
 前走1600m  1.1.2.34 複勝率11%
 前走1400m  0.0.0.10 複勝率  0%

このように、前走で
 マイル以下の距離を使って
 きた馬が低調。前走で
1800m以上を使ってきた
馬でないと信用しづらい
印象です。

 昨年は「前走マイル」の
 チェッキーノが勝ちましたが
次走のオークスでも2着に
走ったほどの馬ですから
 そもそもの力が抜けていた、
と判定します。

その昨年も13番人気3着で
配当妙味を連れてきた
 アウェイクは、前走で
2000m戦を使っていた
馬でした。

フローラSは春の東京の
初週に行われる重賞ですが
 ここ数年のこの週は芝丈が
長く設定されているうえに
路盤もまだ踏み固められて
 おらず、馬場が「柔らかくて
重め」の少しタフな状況。

ですので、そんな馬場で
好走するためにはパワーも
 スタミナも必要→「距離分の
 スタミナ」は好走のために
必要で、前走でマイル以下を
使われていたような「やや
短めの距離に適性が振れて
 いる馬」ではちょっと苦しい
面があるのでしょう。

 今年も、まずは出走各馬の
「前走距離」に注目したい
 ところです。

その他の当レースの傾向は、
PART2で記していきます。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。