『京王杯2歳S2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京王杯2歳S」の
穴馬探しをお届けします。

京王杯2歳Sは
11月7日(土)に
東京芝1400mで行われる
2歳のG2重賞です。

土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。

 

 

 

【ポイント1】
あえて
「ローカル1200m重賞」の
好走馬に注目する策が◎?

 

→タイトルどうり。
近10年の前走別・成績を
診てください。

 

重賞     複勝率40% 5.3.4.18
オープン特別 複勝率19% 2.4.1.29
1勝クラス  複勝率13% 1.0.2.21
新馬戦    複勝率21% 2.1.0.11
未勝利戦   複勝率20% 0.2.3.20

 

毎年「メンバーがかなり
手薄」なイメージもある
京王杯2歳Sですが、
このように前走重賞組が
圧倒的に強く、意外にも
格が効いている印象。

特に注目したいのは、
近4年の馬券圏好走馬。
12頭のうち下記8頭が
ローカル1200m重賞を
前走で使い、かつ馬券に
絡んできた馬でした。

 

16年1着モンドキ 前走/函館2歳S 2着
16年2着レーヌミ 前走/小倉2歳S 1着
17年2着カシアス 前走/函館2歳S 1着
17年3着アサクサ 前走/小倉2歳S 1着
18年1着ファンタ 前走/小倉2歳S 1着
18年3着カルリー 前走/函館2歳S 3着
19年1着タイセイ 前走/函館2歳S 1着
19年2着ビアンフ 前走/函館2歳S 2着

 

2歳秋の重賞番組体系が
変わった昨今ですが、
ローカル1200m重賞で
好走→京王杯2歳Sでも
好走のパターンが新たに
できているワケです。

そもそも
ローカル1200m重賞の
激しい流れと当レースの
流れに「似ている部分」が
あるため、こんな現象が
現れているのでしょう。

 

 

【ポイント2】
牝馬が大苦戦

→近10年の牡牝別成績は
下記のとおり。牝馬が
かなり苦戦中です。

 

牝馬  複勝率 8% 0.2.0.24
牡セン 複勝率27% 10.8.10.77

 

短距離レース=本来なら
牝馬牡馬が互角に走れる
ジャンル。しかも同週の
ファンタジーSを蹴って
ココに出てくる牝馬なら
「勝負気配」も加味して
買ってみたくなりますが、
当レースはパワー勝負に
なるためなのでしょうか
牝馬が苦戦しています。

 

 

【ポイント3】
関西馬非常に強し

 

→近10年の東西別成績は
下記のとおり。関西馬の
成績が非常に良好です。

 

関西馬 複勝率36% 7.7.6.36
関東馬 複勝率14% 3.3.4.64

 

この時期は関西圏にも
2歳の重賞がたくさん
組まれていますが
それにもかかわらず、
わざわざG2の当レースに
遠征してくる関西馬=
それだけ勝負気配も濃い、
という事なのでしょう。
G2ゆえに、賞金も高め。
さすがは関西陣営です。

 

 

【ポイント4】
穴狙いなら
ミスプロ持ちの馬?

 

→2011年以降に好走した
5番人気以下の穴馬11頭の
うち7頭が、父or母父が
ミスプロ系の馬でした。

※2017年のカシアスのみ
 母母父ミスプロ系

 

平均ペースで最後まで
走りきる持続ラップに
なる事が多いレースゆえ
(そんな流れになる事が
多い)ダート短距離戦に
強いミスプロの血を備えて
いる馬が多く走っていると
いうことでしょう。

上位人気馬にこの傾向は
特に見受けませんが、
力で少し劣る穴馬が
実力上位馬と互角に
走るために有用な要素とは
なっている状況です。

 

 

【ポイント5】
キャリアが多い馬は
かなり厳しい

 

→近10年の出走全馬の
キャリア別成績を診て
ください。4走以上の
馬が苦戦しています。

 

キャリア3走以下 複勝率27% 9.9.8.69
キャリア4走以上 複勝率11% 1.1.2.32

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。