『チューリップ賞2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「チューリップ賞」の
穴馬探しをお届けします。

チューリップ賞は
3月6日(土)に
阪神マイルで行われる
桜花賞トライアル。

1~3着馬には
4月11日に行われる
桜花賞への優先出走権が
与えられます。

土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

 

 

 

 

【ポイント1】
関東馬が
大奮闘しているレース

→チューリップ賞の
キモは、もしかすると
コレかもしれません。

近10年出走馬の
東西所属別・成績を診て
ください。関東馬が
かなり奮闘しています。

 

関東馬 複勝率44% 4.3.1.10
関西馬 複勝率19% 6.7.9.94

 

昨年も、関東馬の
マルターズディオサが
4番人気で勝利。

そもそも、関東馬は
ここ10年で18頭しか
出走していないのに
そのうち8頭が馬券に
絡んでいるのです。
驚異のハイアベレージ。

関東でも桜花賞への
トライアルが組まれて
いますが、そんな地元の
レースに目もくれず、
桜花賞本番とまったく
同じ舞台の当レースに
あえて手間ヒマかけて
遠征してくる関東馬=
実力面も適性面でも
関西馬と互角以上に
やれるほどの資質を
持っている馬が多いと
いう事なのでしょう。

 

 

 

【ポイント2】
前走「マイル以外」
出走馬が不振

→タイトルどおり。
前走「マイル」出走馬が
「マイル以外」出走馬を
圧倒しています。

 

前走マイル   複勝率31% 8.9.10.61
前走マイル以外 複勝率 6% 2.1.0.45

 

当該距離への慣れが
見込めるというコトも
当然大きいでしょうが
それ以上に、桜花賞が
マイルのG1ですから
その大目標に向かう
実力馬ほどマイル戦を
近況でしっかり使われて
おり、そんな実力馬が
ココで堅調に走っている、
という事なのでしょう。

 

 

 

【ポイント3】
ハ-ツクライ産駒が
快調

→当レースにこれまで
7頭出走で(0.2.1.4)、
複勝率43%です。

 

 

 

【ポイント4】
収得賞金が
「900万円以下」の馬が
1頭は馬券に絡むのがお約束

→チューリップ賞が
今の新・阪神コースで
行なわれるようになった
近14年のうち、13年で、
収得賞金900万円以下の
馬が最低1頭は馬券に
絡んでいます。

16年は収得賞金400万の
1勝馬ラベンダーヴァレイ、
17年も収得賞金400万の
1勝馬ミスパンテールが
好走してともに好配提供。

収得賞金900万円以下=
「今回のチューリップ賞で
3着以内に入り優先出走権を
取らないと、桜花賞出走が
賞金的に厳しい」状況の馬。

そんな「崖っぷち馬」の
今回のトライアルに賭ける
モチベーションこそが
好走の要因となっている、
ということなのでしょう。

しかも、そのような
崖っぷち馬は総じて人気が
低めですから、馬券的にも
格好の「狙い目」と化して
いるのです。

 

 

 

【ポイント5】
内枠不振、外枠好調

→もともと枠の有利不利が
少ない阪神マイルですが
当レースでは外枠の馬の
ほうが好成績です。

近10年の枠別の成績を
診てください。
1・2枠の内枠が不振、
7・8枠の外枠が好調。

 

1・2枠 複勝率12% 1.2.0.22
3・4枠 複勝率25% 2.1.5.24
5・6枠 複勝率18% 3.2.2.31
7・8枠 複勝率29% 4.5.3.29

 

繊細な牝馬ですから、
内枠発進から包まれたり
揉まれたりするよりも、
多少の距離ロスはあっても
外枠からコースの外めを
スンナリ回ってくるほうが
走れるのかもしれません。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。