『阪神大賞典2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「阪神大賞典」の
穴馬探しをお届けします。

阪神大賞典は
3月21日（日）に
阪神芝3000mで行われる
伝統の長距離G2です。

さっそく、
当レースのポイントを
今回は6つお伝えします。

【ポイント1】
「前走が2月重賞」の
馬の成績が良くない

→タイトルどおり。
これが、このレースの
キモかもしれません。

当レースの近10年の
前走別成績を診て下さい。

ＪＣ　　　　　複勝率50％　　1.0.1.2
有馬記念　　　複勝率67％　　4.5.1.5
日経新春杯　　複勝率44％　　2.0.2.5
ＡＪＣＣ　　　複勝率33％　　2.0.0.4
———————————
京都記念　　　複勝率20％　　0.0.2.8
ダイヤモンド　複勝率23％　　1.2.3.20

前走で、前年のG1や
年頭の日経新春杯、
AJCCを使ったうえで
一息入れて、ココに
出走してきた馬の成績が
優秀です。

逆に、前走で
「2月の重賞」＝
ダイヤモンドSや
京都記念を使ってきた
馬の成績が低調。

2月のダイヤモンドS・
京都記念を使って
さらに阪神大賞典へ
続戦するローテ自体が
「スタミナ戦の連戦」で
そもそも厳しいのかも
しれませんし、2月の
重賞を走ったうえで
またココに出てくる＝
「先々を見据えずに
使えるレースをただ
使っている」ローテであり
ココへの本気度自体も
あまり高くない、という
ことかもしれません。

ともあれ、ココまで
ハッキリとした傾向が
現われていますので
当欄は今年も、この
傾向には留意します。

【ポイント2】
逃げ穴は3着まで

→近10年で逃げた馬は
（0.0.3.7）。良くて
3着という結果ですが
ただ、その3着3頭＝
ナムラクレセント、
バンデ、
ロードヴァンドールの
人気順は5、3、10。

「逃げた馬が、3着の
妙味を連れてくる事は
しばしばある」とは
言えます。

【ポイント3】
前走「非・重賞」出走馬に
勝利ナシ

→近10年の前走別の
成績を診てください。
「非・重賞」出走馬は
近10年未勝利です。
複勝率もダブルスコア。

重賞　　　複勝率34％　10.7.9.51
非・重賞　複勝率17％　0.3.1.20

【ポイント4】
調教のキーワードは
3つ

→近5年の当レースで
馬券圏内に好走した
15頭の、最終調教の
内容を診てください。
（コース、脚色、
終い1ハロンの時計）

16年　1～3着馬
　栗東ウ　長め　12.7
　美浦ウ　長め　12.9
　栗東坂　　　　12.4

17年　1～3着馬
　栗東ウ　　　　12.1
　栗東坂　　　　12.8
　栗東ウ　長め　11.9

18年　1～3着馬
　栗東坂　　　　12.3
　栗東ウ　　　　11.0
　栗東坂　　　　12.4

19年　1～3着馬
　栗東ウ　長め　11.9
　栗東坂　　　　12.3
　栗東ウ　長め　12.1

20年　1～3着馬
　栗東ウ　長め　11.6
　栗東ウ　長め　11.6
　栗東ウ　長め　12.1

このように
「ウッド」コースで
追った馬が、全体の
3分の2を占める10頭。

「長め」で追った馬が
全体の半分を超える
8頭。

そして、
終い「12秒5」未満で
まとめた馬が12頭を
占めています。

要スタミナ戦、かつ
スローから終いの脚も
必要な当レースらしく
「ウッド」「長め追い」
「終いは速めの脚」の
3項目がキーワードと
なっているのです。

ちなみに、
「ウッド」で追った馬の
近5年成績は（4.3.3.19）、
複勝率34％。

「長め」で追った馬は
同（3.2.3.12）40％。

終い「12秒5」未満で
まとめた馬は
同（4.3.5.19）39％です。
いずれも好アベレージ。

【ポイント5】
関東馬が大苦戦

→近10年の東西所属馬の
成績を診てください。
関東馬が大苦戦です。

関東馬　　複勝率11％　0.2.0.17
関西馬　　複勝率33％　10.8.10.58

【ポイント6】
4歳馬が大健闘
ベテラン馬が大苦戦

→近10年の馬齢馬の
成績を診てください。
4歳馬が大健闘。逆に
高齢馬は大苦戦中です。

4歳　　複勝率50％　4.5.3.12
5歳　　複勝率39％　3.3.3.14
6歳　　複勝率26％　3.2.2.20
7歳　　複勝率11％　0.0.2.30

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。