『アイビスサマーダッシュ2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「アイビスサマーダッシュ」の
穴馬探しをお届けします。

アイビスサマーダッシュは
7月25日に、新潟の
直線1000mで行われる
名物重賞です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

 

 

【ポイント1】
ここ数年は、
好走馬の「傾向」が
少し変化

→近10年の当レースで
馬券圏に好走した30頭の
「前々走&前走」を
診てください。

左から前々走、前走です。

 

11年1着  ☆  ◇
11年2着  ★  ☆
11年3着     ☆
12年1着  ★  ☆
12年2着  ★  ★
12年3着  ★  ★
13年1着  ☆  ☆
13年2着  ☆  ☆
13年3着  ★  
14年1着  ◇  
14年2着  ★  ★
14年3着  ◇  
15年1着  ★  ★
15年1着  ☆  ☆
15年1着     
16年1着     ☆
16年2着  ☆  ◎
16年3着  ◎  ◎
17年1着  ◎  ◎ 
17年2着  ◎  ◎ 
17年3着  ★  ☆ 
18年1着  ◎  
18年2着     ☆
18年3着  ◎  ☆
19年1着  ◎  ◎  
19年2着  ◎  ◎
19年3着  ★  ★
20年1着  ☆  ◎
20年2着  ★  ◎
20年3着

 

★=1400m以下で先行、
6着以下に敗退。

☆=1400m以下で先行、
5着以内に好走。

◎=新潟千直で
5着以内に好走。

上記30頭中、28頭に
いずれかの印が付きました。

つまり、当レースで
好走するためには
★☆◎の履歴が大切。

直近2走いずれかで…

・短距離で先行した
 (着順は関係ナシ)

・新潟千直で
 掲示板に好走した

 

どちらかの履歴が無いと
苦しいというワケです。

ただ上記の印の付き方を
細かく診ると2016年から
急に、前走や前々走に
◎印が付いている馬の
好走が急増しています。

前走や前々走に◎印が
付いた馬=前走や前々走、
新潟千直で掲示板に走った
馬ですから、要は近年は
「千直スペシャリスト」の
好走が増えているのです。

以前は1200mや1400m、
あるいはダートといった
異業種からの転身組が
(先行力さえあれば)
よく台頭していましたが…

ここ数年は路線細分化が
進んだ事で「新潟千直の
スペシャリスト」の好走が
グッと増えました。

以前と少し違い、単純に
千直スペシャリストの
「王者決定戦」の色合いが
強まっているのが、近年の
当レースの正体なのです。

 

 

【ポイント2】
結局やっぱり外枠が強い

→誰もが知ってる?
新潟千直=外枠有利の
鉄板法則。

アイビスサマーダッシュも
同様に、何年たっても
全く傾向は変わりません。

近10年の、枠別成績を
診てください。

 

1枠 複勝率 0% 0.0.0.17
2枠 複勝率29% 2.2.1.12
3枠 複勝率 0% 0.0.0.17
4枠 複勝率10% 1.1.0.18
5枠 複勝率15% 1.1.1.17
6枠 複勝率25% 1.2.2.15
7枠 複勝率33% 1.2.5.16
8枠 複勝率29% 4.2.1.17

 

1・3枠は、全滅。
2枠は5頭が好走も
大半が上位人気馬。
ハッキリ外枠>内枠と
言っていいでしょう。

なぜ新潟千直が
「外枠>内枠」なのかは
何度も当欄で説明して
きましたので、あえて
また繰り返しません。

ただ「前へ行けない」
タイプの馬はかえって
外枠がアダとなることも
あります。

馬が外ラチ沿いに
どうしても集まるため
(前々に行けた馬は
関係ないものの)
中位より後ろに構えた
外枠馬は目前が壁になる
リスクも高いからです。

あくまで「外枠から
スムーズに先行できる馬」が
狙い目。

外枠に入った差し馬は、
評価を一枚下げる必要が
あります。

 

 

【ポイント3】
2ケタ人気馬が
ほとんど来ていない

→近10年(0.0.1.68)。
あまりにも極端です。
馬連を買うにしても、
3着穴を狙うにせよ
「9番人気以内」の馬を
現実的に狙うのが得策と
いう結果が出ています。

 

 

【ポイント4】
6歳以上は大苦戦

→スピードが何よりも
問われる当レースゆえ、
スピード能力が減退する
高齢馬は必然的に苦しい。

下記のように近10年の
馬齢別成績でも明白です。

 

3歳  複勝率27% 0.2.1.8    
4歳  複勝率33% 4.1.1.12
5歳  複勝率33% 4.7.4.31
6歳超 複勝率 7% 2.0.4.78

 

 

【ポイント5】
ダート実績馬、
ダート血統馬は
やはり要注意

→新潟千直戦では
いつもダート関連馬に
要注意と当欄で記して
います。ダート実績馬、
ダート血統馬が本当に
よく走るからです。

逃げ先行馬が早めに
失速してもスピードの
「惰性」で粘り込める
新潟千直の展開=
ダート短距離の展開と
似るためダート実績馬、
ダート血統馬が好走する
傾向が強いのでしょう。

一昨年9番人気3着の
オールポッシブルも
ダート戦で再三先行して
好走していた実績を
持っていた馬でした。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。