『新潟記念2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「新潟記念」の
穴馬探しをお届けします。

新潟記念は、
9月5日(日)に
新潟芝2000mで
行われるハンデ重賞です。

さっそく、新潟記念の
ポイントを記します。

なお、昨年は
サンレイポケットを
単独推奨。

5番人気でしたが
3着に走ってくれました。

昨年の予想プロセスが
間違っていなかったと
言えますので、昨年に
用いた予想プロセスを
あえて今年も引き続き
使いながら、ハナシを
進めていきます。

 

 

【ポイント1】
「サマー2000シリーズの
転戦馬」が好調
3勝クラス勝ちの馬も健闘

 

→新潟記念における
大切なポイントです。
近10年の前走別成績を
診てください。

 

★シリーズ  複勝率27% 6.6.5.47
 —————————
 GI、G2 複勝率14% 2.1.0.18
 関屋記念  複勝率13% 0.0.1.7 
 OP特別  複勝率14% 0.0.2.12
 3勝クラス 複勝率15% 1.2.1.22 
 2勝クラス 複勝率 0% 0.0.0.3

 

「★シリーズ」=前走で
サマー2000シリーズを
使ってきた馬。

サマー2000シリーズ=
函館記念・小倉記念・
七夕賞です。

このように、前走で
サマー2000シリーズを
使っていた馬のほうが、
他路線組よりも成績が
良いコトが分かります。

サマー2000シリーズ=
2006年に始まりましたが
それ以降昨年まで13回の
新潟記念のうち10回で、
サマー2000シリーズの
転戦馬=つまり前走で
サマー2000シリーズの
重賞に出走していた馬が
勝っています。

昨年も「該当馬」の
ブラヴァスが勝ち、
シリーズ転戦馬のワンツー。

秋の大レースでは
力的に足りないものの
サマー2000シリーズなら
狙えるような器の馬が、
サマー2000シリーズの
「王者」を目指すべく
最終戦の新潟記念で
勝てるよう体調ピークに
仕上げられ、かつ結果を
出しているワケです。

「休明けの格上馬」が
人気を集める傾向もある
当レースですが、狙い目は
そういった馬ではない、と
いうこと。単純な話ですが
サマー2000シリーズで
明らかに「勝負」の馬は
要マークと言えましょう。

また、3勝クラスを
勝ち上がってきたばかりの
格下馬も健闘しています。
「休明けの格上馬」が
もたつく間隙を縫って、
好調度を利して台頭する
パターン。

 

 

【ポイント2】
脅威の友道厩舎

→友道厩舎の馬は
新潟記念に通算で6頭が
出走してなんと4勝。
しかも、下記のように
全馬「人気以上」または
「人気どおり」に
走っています。つまり
妙味もあるというコト。
馬券からは外せません。

12年 ムスカテー 5着 11番人気
14年 マーティン 1着 1番人気
15年 パッション 1着 6番人気
16年 ムスカテー 7着 16番人気
19年 ユーキャン 1着 2番人気
20年 ブラヴァス 1着 2番人気

 

 

【ポイント3】
軽ハンデ馬が不振

→近10年の当レースの
ハンデ別・全成績を診て
ください。

 

53キロ以下 複勝率 8% 1.0.2.33
54キロ   複勝率15% 1.2.2.28
55キロ   複勝率15% 2.0.2.22
56キロ   複勝率27% 4.5.0.24
57キロ   複勝率28% 2.2.4.21
58キロ以上 複勝率17% 0.1.0.5

※56.5キロは56キロに含む
※57.5キロは57キロに含む

 

「54キロ以下」の
軽ハンデ馬の不振ぶりが
顕著です。

ドングリの背比べ的な
メンバーの当レースでも
53キロ以下の軽ハンデが
設定されてしまう馬=
ハンデ差で補いきれない
ほど、元々の力が足りて
いない馬ということに
なるのでしょうか。

 

 

【ポイント4】
夏のレースだが
牝馬が不振

→近10年の牡牝別の
成績を診てください。
牝馬が不振です。

 

牡セン 複勝率20%  9.10.10.116
牝   複勝率 6%  1.0.0.17

 

夏は牝馬が強く、また
平坦での瞬発力勝負も
牝馬が牡馬に好戦できる
ジャンルですが、この
ように牝馬が不調。

夏も終わりが近い
時期的な影響なのか、
はたまた最終週の
「荒れた馬場」が
コンディション的に
牝馬には厳しいのか。

私的には後者が要因かな、
と想起していますが…。

なぜかといえば、
唯一好走した牝馬が
2013年1着の
コスモネモシンだった
からです。とても
「瞬発力タイプ」とは
いえないタフなタイプの
牝馬でした。

ですので、新潟記念で
牝馬を狙いたい場合は
「コスモネモシンとの
共通点」が存在するか
否かを分析する作業も
有用となりそうです

 

 

【ポイント5】
「関西馬のディープ」が
新潟2000mを席巻中

→今夏の新潟芝2000mで
ディープインパクト産駒は
(2.2.2.4)複勝率60%と
いつも以上に好調。

しかも単勝回収率125%。
複勝回収率も99%。
珍しく妙味が出ています。

ちなみに、この10頭を
東西所属で分けると
下記のとおり。

 

関西馬 2.1.2.1 複率83% 単回208% 複率138%
関東馬 0.1.0.3 複率25% 単回0% 複率40%

 

つまり、今夏の
新潟芝2000mでは
「関西馬」の
ディープ産駒が
いつにも増して
席巻しているのです。

夏の新潟も残り1週。
芝2000mは計4クラが
組まれています。
該当馬は要マーク。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。