『アルゼンチン共和国杯2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「アルゼンチン共和国杯」の
穴馬探しをお届けします。

アルゼンチン共和国杯は
11月7日(日)に
東京芝2500mで行われる
伝統のG2ハンデ重賞です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

なお、昨年は会員様向けの
「結論編」記事で、
サンアップルトンを
単独推奨馬に指名しました。
(3着/9番人気)

 

 

【ポイント1】
グレイソヴリン祭り

→当レースでは、
近10年で下記12頭の
グレイソヴリン持ちの
馬が好走しています。

 

11年2着 オウケン 父グレイソヴリン系
12年1着 ルルーシ 母父グレイソヴリン系
13年2着 アドマイ 父母父グレイソヴリン系
13年3着 ルルーシ 母父グレイソヴリン系
14年1着 フェイム 父母父グレイソヴリン系
15年3着 レ-ヴミ 母父グレイソヴリン系
16年1着 シュヴァ 父母父グレイソヴリン系
16年2着 アルバー 父母父グレイソヴリン系
17年1着 スワ-ヴ 父母父グレイソヴリン系
19年1着 ムイトオ 父母父グレイソヴリン系
19年2着 タイセイ 父母父グレイソヴリン系
20年3着 サンアッ 母母父グレイソヴリン系

 

一昨年は該当馬の
ワンツー。昨年は
9番人気3着の推奨馬・
サンアップルトンが
該当馬でした。

また上記の他に
父ステイゴールド系、
ロベルト持ちの馬たちも
多く好走しています。

つまり、当レースでは
「スタミナ寄り」の
血統馬が強いのです。

アルゼンチン共和国杯の
舞台「東京芝2500m」は
ステイヤーが強い舞台。

いつも記していますが
同じ東京の芝でも
2400mではマイラーや
中距離馬が活躍します。

しかし、芝2500mは
全く様相が違います。
たった100mの距離の
違いで東京芝の場合、
好走に必要な素養が
変わってステイヤーの
天下と化すのです。

東京2400m戦は直線の
坂を上りきった場所から
スタートする(=最初に
馬力が要らない)うえに
スロー瞬発戦が多め。
距離ぶんのスタミナは
あまり必要とされません。
ですから、マイラーでも
中距離馬でも走れます。

しかし東京2500m戦は
「坂下」からスタート=
スタートしていきなり
上り坂。つまり最初から
力が必要とされます。

しかも坂を2度上ることに
なるうえに平均ペースで
流れる事が多いですから
距離分のスタミナが必要。
マイラーでは、とても
走れません。中距離馬でも
結構キツい。ステイヤーの
スタミナが活きるのです。

そして、それが如実に
現れているのが好走馬の
血統面というワケです。

 

 

【ポイント2】
ステイヤーを狙いたい

→上記【ポイント1】と
同類の話ですが、この
レースの好走馬の多くは
「芝2600m以上」で
好走した実績を既に持つ、
いわばステイヤーです。
中距離での実績はあまり
関係ナシ。

昨年の当レースで
配当妙味を連れてきた
3着馬サンアップルトンも
芝2600m戦で好走実績が
ある馬でした。

 

 

【ポイント3】
3歳・4歳が強い

→近10年の馬齢別の
成績を診てください。
3・4歳馬が圧倒。
近10年で7勝をあげて
います。今年は3歳の
出走はありませんが
4歳馬は複数出走予定。

 

3歳  複勝率100% 2.0.2.0 
4歳  複勝率34% 5.4.4.25 
5歳  複勝率18% 1.4.4.41  
6歳上 複勝率 6% 2.2.0.65。

 

 

【ポイント4】
逃げ馬不振

→近10年で逃げた馬は
(0.0.0.10)と好走ナシ。
展開を利して逃げ粘りる
シーンが発生していない
レースです。。

 

 

【ポイント5】
前走京都大賞典組が
大不振

 

→過去10年(0.2.0.25)、
複勝率たったの7%。

そもそも京都大賞典で
好結果が出た馬や、
京都大賞典で好結果が
出なくても元々の実力が
高い馬は、京都大賞典の
次走でG1へ行くモノ。

それが、京都大賞典を
使ってココへ出てくると
いう事は、京都大賞典で
あまりいい結果が出ず
仕方なくココに回って
きたか、または元々の
力が少し足りないため
京都大賞典の次走で
ココを照準にしていた
馬となるため、こんな
結果になっているのでは、
と診ます。

 

 

【ポイント6】
ハンデ戦だけど
軽ハンデ馬が不振

→過去10年のハンデ別・
成績を診てください。

 

54キロ以下  複勝率 9% 1.1.3.53
55・56キロ  複勝率30% 7.6.6.45
56.5キロ以上 複勝率15% 2.3.1.33

 

アルゼンチン共和国杯は
「ハンデ重賞」ですが
54キロ下の軽ハンデ馬の
台頭が非常に少なく、逆に
55キロ超を背負った馬の
成績が良いのが特徴です。

近年は、ハンデ戦でも
実力上位馬に極端に重い
ハンデが付きませんので
実力上位馬が「ソコソコの
斤量」を味方に好走する
ことが多めですが、この
アルゼンチン共和国杯も
その傾向が顕著な印象。

ともあれ「ハンデが少し
重いから」評価を下げる
予想の思考は必要ナシ、と
言えるワケです。

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

データ競馬:TARGET frontier JV


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