『エプソムC2017の穴馬探し予想PART2』シベリアン

 

引き続き「エプソムC」の
穴馬探しです。

 

PART1では
エプソムCの世代傾向に
ついてお伝えしました。

 

今回は、エプソムCの
他のポイントを記します。

 

 

 

【ポイント2】
内枠>外枠

 

→近10年の出走全馬の
枠別の成績を診てください。

 

1・2枠 4.1.4.27 複勝率25%
3・4枠 3.4.1.31    21%
5・6枠 2.1.1.36    10%
7・8枠 1.4.4.46    16%

 

 

このように
「内枠>外枠」の傾向が
キレイに現れています。

 

東京の芝1800mは
1~2角の引き込み線から
スタート、すぐカーブを
迎える変則コースですので
このエプソムCに限らず
「内枠有利、外枠不利」の
傾向が顕著なコース。

 

ですので、当レースでの
上記の枠傾向も、ある意味
「必然」と言えますが
特に、エプソムCのような
多頭数戦においては、この
枠傾向はいっそう響きます。

 

ともあれ、今回のレースに
限らず「東京芝1800m戦は
枠を抜きにした予想はダメ」と
常に認識することが大切。

 

今年も、この点は強めに
意識するつもりです。

 

 

 

【ポイント3】
前走「芝1400m」経由馬が
大不振

 

→近10年で(0.0.0.12)。
(芝1400m以下も含む)
この中には(0.0.0.5)の
前走京王杯SC経由馬も
含みます。さすがに
芝1400m以下のレースと
エプソムCではジャンルが
違いすぎる、ということ。

 

今年は「該当馬」が出走する
予定ですが、推奨馬とする
予定はありません。

 

 

 

【ポイント4】
パワー血統馬が強いレース

 

→エプソムCは「瞬発力や
キレだけが活きる」形の
レースにはなりづらいため、
ディープ産駒にまじって
パワー血統馬の好走も多い
レースです。

 

勝ち時計が1分45秒台の
前半に速まった2015年は
ディープ産駒の人気馬が
順当に上位独占しましたが、
再び46秒超に落ち着いた
昨年は、再びパワー血統馬が
2・3着に食い込んで配当を
押し上げる結果に。

 

今年もパワー血統馬は
要マークとなりそうです。

 

 

 

【ポイント5】
前走「メイS」組が
大不振

 

→メイSが「エプソムCへの
ステップ戦として5月に
全く同距離で行われる
オープン特別」の位置付けに
なった2010年以降、
メイS経由馬は当レースで
何と(0.1.0.17)。

 

メイS→エプソムCを目指す
馬は「ギリギリG3レベル」の
馬が大半を占めるのに対し、
他路線経由馬はそれよりも
「そもそものレベルが高く、
G2レベルの馬も少なくない」
ことが、このメイS組不振の
傾向を生んでいるのでしょう。

 

 

 

以上5点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

 

PART3・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。