『テクニカル6ハイブリッド!競馬の天才で連載開始!』田中洋平
日刊スポーツの競馬サイト、
極ウマプレミアムで連載しているテクニカル6の最新作が、
ついに競馬の天才!で公開になりました。
ハイブリッドと言うだけあって、
今回は王道のテクニカル6に、
ゾーンレベルをミックスした内容になっています。
そのゾーンレベルとは初めて単行本化した理論で、
コンピ1位ゾーン、コンピ2~3位ゾーン、コンピ4~9位ゾーン、
コンピ10~18位ゾーンに分けて考えます。
こんな感じ↓
コンピ1位ゾーン、コンピ2~3位ゾーン、コンピ4~9位ゾーンの勝率が、
合算するとほぼ同じになる!という部分に着目。
ここからコンピ指数を使って、
どのゾーンが1番強いのか?を判断していきます。
ゾーンレベルの書籍を持っている方は、
53ページのレベル判定表をご覧ください。
お持ちでない方は、競馬の天才!1月号をご覧ください。
コンピ1位の指数値は76なのでレベル3。
2~3位の和は73+58=131でレベル5。
1位と9位の指数差は24なのでレベル9。
「359」なので、
もっとも勝ち馬が出やすいゾーンは4~9位のゾーン。
という判断をします。
ゾーンレベルの場合、
ここからレースの波乱度合いを判断して攻略して行くのですが、
テクニカル6・ハイブリッドの場合は、軸馬の判断に使います。
「945」 → コンピ1位ゾーン
「386」 → コンピ2~3位ゾーン
「359」 → コンピ4~9位ゾーン(4~6位)
一番数字の大きなゾーンから、軸馬を探すという手順ですね。
コンピ4~9位ゾーンは対象が6頭と、
穴馬とはいえ軸馬としては多すぎるので、4~6位の3頭が基本。
7~9位の中に怪しい雰囲気の馬がいるなら、
4~6位の馬と入れ替えてOKという感じです。
ということで、
2021年12月18日(土)の結果を見てみましょう。
・レベル → ゾーンレベルのレベル分け
・軸ゾーン → 連対する可能性が高いコンピ順位
・1着 → 1着になったコンピ順位
・2着 → 2着になったコンピ順位
・軸当たり → 軸ゾーンに狙ったコンピ順位が入ったか判定
36レース中、23レースで軸馬を当てることが出来ています。
しかもこれは4~9位ゾーンに該当した場合、
強制的に4~6位の馬を軸にするライト競馬ファン用の基本スタイル。
競馬歴が長くて詳しい人なら、
7~9位の中から怪しい馬を見つけることができるので、
もっと精度が上がるハズ。
軸馬を4~9位に広げた、
ベテラン競馬ファンの応用スタイルの場合、こうなります↓
・レベル → ゾーンレベルのレベル分け
・軸ゾーン → 連対する可能性が高いコンピ順位
・1着 → 1着になったコンピ順位
・2着 → 2着になったコンピ順位
・軸当たり → 軸ゾーンに狙ったコンピ順位が入ったか判定
36レース中、29レースで軸馬を言い当てることに成功。
コンピ指数だけでここまで行けるのですから、
これは大きな武器になりますよね。
さらにこれは馬連(連対)での検証なので、
3連系の馬券となれば、軸馬精度がもっとアップするのは間違いなし。
つまりテクニカル6・ハイブリッドの
軸馬探しシステムは、使わないと損しますよ!というレベルなのです。
ここに従来のテクニカル6と出走頭数から弾き出した、
紐馬サーチシステムをプラスして、ハイブリッドとなるのですが…
実はもう1つ奥があって、
2月号か3月号で、トリプルアナライズという概念も出てきます。
これを使うと、さら面白さがアップするのですが、
まだ先なので競馬の天才!の発売を楽しみにしててください。
投稿者プロフィール
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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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